「INTERNET OVERDOSE」とかいう歌
東方原曲聴いてるときおすすめに出てきたなんか知らん歌があった。
その歌のサムネがよかったからどんなのか聴いてみたらたまげた。
↑ サムネは今風のデザインだが…
なんだこの古臭い電波ソングは???
2000年代にタイムスリップさせんな。ほんとにこれ令和に作られた歌かよ??? 歌詞もメロディーラインも一昔前のソレ。なんだよインターネットエンジェルとかいう加齢臭するあの頃のソレみたいなものは??? しかも歌ってんの
そう、この痛々しさが古き懐かしきオタク文化を思い出させるのだ。
昔「萌えー」とか言ってアイドルの前でオタ芸打つ(オーバアクションドルフィン、ロマンス等)不気味で痛々しい周りのこと考えないで自分勝手に踊ってるあの光景とこの女のパラパラPVはまるで同じ。だから古臭いのだ。ああ、秋葉ホコ天でハレ晴れユカイ踊ってたキモオタみたいなノリも思い出させるこのサビ部分のPV。
そもそもインターネットってなんだよ。その言葉自体死語なんだよ。インターネットなんてISDN時代に知られていた言葉なんだからそんな言葉を歌詞にするなんて古臭くて当たり前。それなのに「インターネット・エンジェルかわいく参上!!!」とか
正直すごくいいです。昔を思い出させてくれました。かつてはさくらんぼキッス、巫女みこナース、ふぃぎゅ@なんて今のガキは知らんだろ。私どもはその曲を愛した青春があったんだよ。電波ソングを嗜むくらいでないとオタクとは呼べなかった。夜にかけるとかAdoとかの歌に意味不明でケツの穴が痒くなるような歌詞とゲロ甘な気持ち悪いコビた部分があるか? 昔の電波ソングってのは歌詞が意味不明で萌えボイスでそのくせストーリ性があったりして、でもやはり珍妙不可思議で胡散臭いカラオケで歌うと引かれる、そんなのが感じられるのがINTERNET OVERDOSEという曲なんだ。もう懐かしくて何回も聴いてこのクソブログもソレを聴きながらだからなかなか文字入力が進まない。
PVのパラパラ踊る女の部分。正直歌よりもこちらを見ていたい。おそらくこのノリは今の若い子に新鮮に映るんじゃないかな? だってこんな古臭いパラパラ見たことないべ? そしてなにより
・・・で結局コレなんの歌?
「NEEDY GIRL OVERDOSE」という育成ブラウザゲーの主題歌らしい…。ちょっと私もよくわからないがインターネットが大好きで承認欲求に捉われてそんでもってすぐ病んだりアレしたりするあめちゃんという女を世界一の配信者に育てるためにプレイヤーはプロデューサーになって様々なネット活動を指示したりメンタルをケアしたりするそうだ。ちょっとまて、すげーめんどくさそうな育成ゲーみたいじゃないか?! 「躁鬱だけどまかせとけ」とか承認欲求こじらせてメンヘラになるなんてただの地雷女じゃねーかよ。んなもん育成してもなんかストレスたまりそうでやだな。これ配信者育てるんじゃなくてあめちゃんの地雷処理班になれってことじゃん? んーでもリアルかもな。ホロライブに昔そんな風な配信者いたじゃん。誰とはいわないけど…。
それにしてもよくこんな古臭い歌作れたなと思う。結構コレってコテコテの電波ソングだよ。「令和このかた廃れたる電波ソングのいまさらに また世に出ずるその懐かしさ 中年オタク諸共に」と20年くらい前にオタクだった人間はこの曲をぜひ聞いてみてほしい。昔を思い出すから。そして今のオタクどもにわからせてやれ。昔はよかったんだと。