寄らば大樹の・・・どこか2

その日その日感じたことを書いていくみたいな。たまに変なこと書くときもあると思いますが馬鹿だなと思ってスルーして下さい。

ボークスのドールをたくさん買い込んだからって転売と決めつける違和感

8.20に名古屋吹上ホールでボークスとかいうプラモ屋だかドール屋だかの企業が主催するドールズパーティーかいうのがやっていて、そこで人形売ってたがその人形をたくさん買い込んでいる連中を隠し撮りだろうかXで晒して「転売はいかんぞ」と注意蜂起みたいなことしてたのを見かけた。

正直このボークスとかいうイベントの風物詩みたいなものである。購入が限られている人気な品をごっそり買い込んでしたり顔の購入者を晒したりするのは…。

率直に言うと余計なお世話としか言いようがない。

転売だと決めつけているが、そもそも転売自体が法律で裁けないのだ。チケット転売は禁止されているけど売る方も買う方も何か罰を受けてたか? せいぜい転売者から購入したチケットでコンサート入りしたがばれて運営に締め出されたぐらいだろ。罰金もなけなければ牢屋にも入らないだから転売があるんだろ。だとしたら倫理の問題なのかもしれないが人を殺してはいけないのにもかかわらず殺人があるのと同様にいくら注意しても人は人を制することができないのであるいい加減に分かれよと

そもそも勝手に人の顔晒して何の根拠もなく転売だとかそこに汚い言葉で罵ったりとか盗撮、根拠もなく転売と決めつける中傷、自分の正義を疑わないで自分も何らかの問題行動に拘わっているそのバランス感覚の喪失を心配する。

このね、人形大量購入はね、購入者がもしも中国人だった場合はね、同胞から購入を頼まれた代理購入なのではないのかと私は思うんです。何人も人を使って沢山買い込むほどボークスの人形が中国で人気だからこんな大げさな買い込みするのだろう。中国だから日本の人形を買いたくても難しい。だから行動力ある中国人が代わりに買ってきてあげるみたいな。ただの親切な人間なんじゃねーのとは思う。無論報酬としていくらかは貰うだろうが小さな輸入代行業者、並行輸入としてみればそれほど批判されるものでもなかろう。日本人に転売価格で売りつけるという証拠が出ない限り勝手に転売だと決めつける思慮の浅い言動がドール界隈を息苦しくしているように思えて気分が悪い。

ボークスとかいう企業もこうした転売まがいの行いに苦言を呈しているかというとそうでもないんだよな。これは昔ブログに書いたけどボークスとしたらボークス人形ファンに売っても転売ヤー売っても入ってくる金は一緒なんだから別によくね? 寧ろ転売が発生することで自社の人形の価値が上がっているのだと自己陶酔できて気分がいい。ボークスの人形信者も品薄大人気商品だからと煽りがいがありそんな貴重な人形を買おうとする自分はすごいんだなと自己陶酔できて気分がいい。つまり転売ヤーボークス人形の希少価値を高めてくれることに一役買っているってワケw それなのに転売アカンではボークスとその信者にとってとんでもない水差し野郎になるのではと…。

中国人でも韓国人でも日本製の人形を買い込むのはそうした人形市場がワールドワイドになっているから。時代が変われば市場エリアも変わる。いつまでも日本人だけのモノじゃないんだよ。それに日本の人形が海外でも人気なのは日本人として喜ばしいことではないか? それなのに中国人が買い占めたとか転売とか決めつけけて締め出すのはただの人種差別でありネトウヨみたいなノウタリンなこと言っているドール界隈というのは閉鎖的である意味日本らしい。

転売だと決めつければその人に注意しに行けばいいのでは? まともに取り合わないのはわかっているがもし転売を嫌う正義があれば行動できるはず。あとから盗撮して晒すような陰湿なやり方は正義ではなく卑怯。筋通したければ殴られる覚悟で臨め。それができたら認めてやりたい。それか企業に転売対策の意見書を送れ。それをしないで自分を正義だと思っている自己顕示欲、他人に同調してもらいたい承認欲求がネットで憂さを晴らしているだけならばそういうのはもうかっこ悪いことで流行らないよ。イーロンがこうした日本人メンタリティでTwitterというものをそのように悪用されたと嘆いていたよな。

コミケとかでも転売あるけど多分誰も気にしてないし「そりゃ人気商品だし転売するよな」と冷静だ。ドール界隈だけーだよ転売転売とクソフェミみたく騒ぎ出すのは。ドール好きって変に神経質で生真面目でメンドクサイ性格してると思う。

私はドールオーナーは自分だけの世界観を持ち合わせており、他人の価値観に左右されないというか他人のことよりも自分のことの方が大切だと極めて内向的であり孤高でいられる精神世界の住人であるのだろうと思っていた。「転売? そんなことより私はドールを可愛がっているからそんな聞き苦しい言葉耳に挟ませないで」と拒絶して他人の事など気にも留めない徹底した個人主義者だと思っていた。ドールという存在自体が万民からの支持ではなくて一部の人間だけに好まれている背景から個人主義的なものとしての象徴であると勝手に捉えオーナーもそんな感じなのかなと・・・。それが見てみたら他者の言動や行動にいちいち突っかかてくる、他人と自分を見比べてきて少しでも違和感が生じれば騒ぎ立てる。ちょっとでも癪に障る行動を行えばそれを個人の自由意志であると捉えることができず同調圧力で潰しに来るその異様さにドン引きした。

私はドールを転売商材にされることに何とも思わない。ドール転売が成り立つとすればドールは所詮物でもあり資産価値として運用し得るだけのポティンシャルがあるということ。それを企業が品薄ブランディングでさらに価値を高めてくる。いわばドールという玩具の枠を超えた投資材料となっているワケ。そんな人形までも金儲けに使われるのがこうした資本主義、資本主義の世の中だからドールに転売は仕方がないことなのである。メルカリが存在する以上社会が転売を許容しているのである。

転売は嫌いだとは言ってもいい。いいが、転売はするなと言っては人の行動を縛り付けている独裁国家と何ら変わりはない。

最後に何故転売行為を政府が禁止しないか教えてあげる。人の自由意志を妨げることを禁止している現憲法13条を否定することになるかだ。国が作り出した(明確にはアメリカだが)決定事項を否定など国が自ら法を破るとあっては国民に示しがつかない。転売を規制する法律を作っても転売などという個人の自由意志として認めている日本国憲法13条との間に矛盾が生じてしまう。転売を禁止する前に13条を改正するにしても硬性憲法であるが故土台無理である。

転売をなくす法律を作れないのは日本国憲法13条に違反することになるから。

ただそれだけのことに過ぎない。要するに転売嫌悪は何の法的根拠を示せない極めて個人的な感情論過ぎず個人の感情に肩入れするほど国も暇ではないということ。だからもう転売についていうのはあきらめた方が無難でのではないかと。