寄らば大樹の・・・どこか2

その日その日感じたことを書いていくみたいな。たまに変なこと書くときもあると思いますが馬鹿だなと思ってスルーして下さい。

アニソン

テレビでアニソン総選挙? みたいな企画やってる。

アニソンは世代を通して果たしてどれが上位になるのかというよくある企画。私は曲に順位をつけるのは嫌いです。それぞれの曲に思い入れがあるのにこの曲は何位ですって言われたら「勝手に順位つけやがってお前に何がわかるんだよ」です。曲をランク付けして語るのは、じゃあ下位の曲はクソ曲だっていいたいの? 

「この曲が思い出深くて好きだったな」とかたんに好きかどうかを語ればいいのに曲に順位は野暮です。そういうと話がすすまなくなる。つまりこんな番組は見たくないということです。ただ、こうした番組内容は何かを語るきっかけにもなるので私が好きだったアニソンをいう。

 

笑顔のゲンキ 姫ちゃんのリボン SMAP

私は幼いころドラゴンボールZというものは母から戦闘が暴力的で残酷であるという理由から一切見せてもらえなかった。代わりに少女アニメみたいなのをよく見せられた。それのせいか強い男よりも優しい女の子というほうに憧れたし、今でいう女性賛美のフェミニスト的な考えはこのアニメから始まったと思う。笑顔のゲンキは女の子の優しさと逞しさというものを幼いながらもこの曲を通して知ることができたと思う。今尚私が女性にあこがれを懐くのであれば笑顔のゲンキみたいな歌詞のような女性である。

 

LOVE YOU ONLY ツヨシしっかりしなさい TOKIO

SMAPときたらTOKIOかよ。サビの「君が×3あつい恋をするなら相手は僕しかいない」。この歌詞で私は人間の恋愛というものを知ることができた、マジで。長瀬のあの声の出しかた、あのキーは長瀬しか認められない。私がカラオケで歌っても侮辱罪になる。

 

Wind Climbing 〜風にあそばれて〜 魔法陣グルグル(94年) 奥井亜紀

人生で見てきたアニメの中で何が好きかと言われたらまず挙げられるグルグル。またアニメの内容とは別にこの曲を聴くとなんだかノスタルジーを覚える。歌詞の「平坦な道じゃつまらない」とあえて厳しい道を選ぶ理由は「君と生きていく明日だから這い上がるくらいでちょうどいい」と続くのは結婚したらこの歌詞をたまに思い出そうと心に誓ってもいまだに独身(爆死)。

 

勇気100% 忍たま乱太郎 光GENJI

これは腐女子仲間がいた時カラオケで真っ先に歌う。歌詞に乗せたメロディーが耳に伝わると心地よくてよく落ち込んだ時に聴いたりする。たまに「胸はでかくなけりゃつまらないだろwww」と替え歌するのは許して。躍動感あふれて若さがホント伝わるアニソンという枠を超えて全世代から愛されていいくらいの名曲。

 

大魔法峠 大魔法峠 佐藤利奈

・・・ここにきてマニアックなの来た。私がアニメ好きだった本性を現すうえで重要な曲。歌詞はその、なんていうか、不謹慎を笑いに変えているような感じなやつ。この歌詞でこのアニメが何なのか察してください。こんなしょーもない電波ソングのたぐいは古き良きアニオタの自己主張の先端だったと思う。今のアニソンはなんだ、全く尖っていない軟弱なものだとつくづく思う。ちなみにカラオケで99点出します笑(ガチ)。

 

ブルーバード NARUTO -ナルト- 疾風伝 いきものがかり

これもカラオケの18番に最も近い。青い鳥が必死に大空に向かおうとする歌詞が本当に大好き。「羽ばたいたら戻らないと決めて」「見飽きた風景に嫌気がして錆びれた古い窓は壊して羽ばたいていく」「けれど落ちていくとわかっていた」「それでも光を追い続ける」この歌詞にはたとえ失敗しても覚悟を決めて大きな夢へ向かっていく勇気を謳った応援歌である。人生で何らかの覚悟を決める際に後押ししてくれる名曲だと思います。

 

気まぐれロマンティック からかい上手の高木さん いきものがかり高橋李依

いきものがかり好きなんスよ。アニメはめぞん一刻の再来と呼べるくらいで(個人的に)、その主題歌だからこそ純愛に満ち溢れた歌詞とメロディーだと。この曲を好きな人に「今すぐ連れ出して My Sweet Sweet Darling」歌われたら紛争地帯でもどこでもついていく。女性が男性に思いを伝える際に重要なフレーズを歌にしたそんな純愛というものを存分に感じられます。

 

ヒャダインのじょーじょーゆーじょー 日常 ヒャダイン(前山田健一) 

 聴いてウキウキ楽しさが伝わってくるこんな陽気でノリがいい曲作ったヒャダインは天才肌。親友を讃えた歌詞は人間愛というものを感じる。「なんだアニソンか」とアニソンというものを下に見ようとする似非評論家がいたとしたら、この曲聴いてもまだそんなこと言うなら耳鼻科行って耳クソほじくり出してもらえ。

 

檄!帝国華撃団 サクラ大戦 横山智佐と愉快な仲間たち(帝国歌劇団)

俺の青春の曲。真のカラオケ18番でおっさんと言われようが老害と言われようが真っ先に歌う。ちなみにあやねるの新しいほうも歌う。アニソンというよりも歌謡曲ともコブシを利かせた演歌にも聞こえるし台詞部分の「帝国歌劇団なのですっ!!」はまさに宝塚。小節をきかせ間奏の大正琴とエレキのサウンドは古典的楽器と現代楽器のコラボレーションは当時のアニソンでは画期的だったのではと思います。

 

ときめきポポロン♪ ご注文はうさぎですか? チマメ隊

この曲で寿命が延びた。準国歌にしてもいいくらい。ちなみに踊れる!! この曲を聴いて世俗を捨てる覚悟ができた。

 

銀河鉄道999 銀河鉄道999(映画) ゴダイゴ

曲を聴いてその情景が思い浮かんでくる標題音楽の最上級ともいえる。この曲があったからこそ銀河鉄道999があったのだと、それくらい形容しても構わないくらい。アニソンの枠を超えた数々の伝説の名曲と肩を並べられる唯一の曲だと思う。ゴダイゴ以上に英語の歌詞を歌える歌手を私は知らないし、いたら教えて欲しい。ちなみに母はゴダイゴの大ファンで後にEXILEがこの曲をカバーした時大変怒っていた。「別にゴダイゴが歌うからEXILEは歌わなくても結構」と。この曲はゴダイゴだけにしか歌えないし、ゴダイゴ以外が歌ってはいけない。美空ひばり川の流れのようにと同じ立ち位置だから拘わるのは不敬だとも母は言ってた(気がする)。

以上

あとはタイアップ曲で歌詞の意味がちぐはぐな感じするが煌めく瞬間に捕らわれて(SLAM DUNK)はメロディーラインがとても洒落ていて印象深い。経験値上昇中(みなみけ)、わが名はしょうがくせい(みつどもえ)、回レ! 雪月花(機巧少女は傷つかない)、君じゃなきゃダメみたい(月刊少女野崎くん)とか、最近は青空のラプソディ(小林さんちのメイドラゴン)が好きだな。でも、アニソンって大体はアニメ見ていた時にいいな、好きだなと思ってもアニメ自体を忘れたと同時にアニソンも「あーそんな曲あったなー」と思う程度でそんなのが多くてアニソン自体は思い入れがなくて意外とアニソンでこれがいいなと挙げるのが難しいんだ。だから紅蓮華(鬼滅の刃)も確かにいい曲ではあるという気がするけど、ここで好きな曲に挙げてもあと10年したらこの曲を好きだと言い続けられる自信がない。ただ昔の思い出補正は強力で小さいころに聴いてよかったなーって思うアニソンは今でも好きだと言える。あと、カラオケアニソン定番と言える残酷な天使のテーゼ(エヴァ)はこんなこと言うのもなんですがあんま好きでないです。なんか誰とは言わないけど「なんであんな凡曲が支持されてんだ、アニメに印象だけで持ち上げられた歌詞もメロディーも単調でつまらないクソみたいな曲」と言ってたんですけどまさしくソレです。宇宙戦艦ヤマトタッチはアニメに色付けされてるに出汁みたいなのに過ぎず、曲自体に魅力が感じられない。ハルヒ進撃みたいなのは一時の熱狂で流行っただけに過ぎず、その昔の記憶で語っているだけなんじゃないの?(紅蓮華もいずれこうなるかも) この曲のいいところを私は見いだせない。ドラゴンボールとかワンピースの曲はそのアニメが好きだからついでに曲も好きって言ってるだけなんじゃないの? そういう理由だけでランクインしてるんじゃないのアニメソング総選挙ってのは? 超電磁砲の各曲は洗練されたシンセ感があるにしてもアニソンとしてでなく普通にJ-POPとして聞こえてきてアニソンと言う銘にそぐわない気がする(sister's noiseは好き)。

なんか所々ヘイトスピーチしてしまいましたが、言いたいことは曲にランク付けすることないです。曲が好きだ。それだけでいいじゃん。ランクインしなかった曲って駄曲なの? だったら上位曲も貶してやるよ。

まあでも私の好きなアニソンを語ってみましたが、正直これでよかったのかここにきて本当はよくわかりません。アニソンはアニメを見てその曲を知るから(多少違う時もあるけど)、見ていないアニメに名曲が隠されているかもしれない。それを考えるとこれを選んでいいのだろうか? もっと素晴らしい曲がアニメの中に隠されているのだろうか? それを知らない私は無知になるだろと、そうやって考えてしまうと結局わからないんです。