寄らば大樹の・・・どこか2

その日その日感じたことを書いていくみたいな。たまに変なこと書くときもあると思いますが馬鹿だなと思ってスルーして下さい。

野崎くんというラブコメアニメ

アベマで懐かしいアニメやってたからつい見た。2万とかコメの数多くね?

野崎くんという高校生が実は少女漫画の作者で佐倉千代というヒロインと愉快な仲間たちが野崎くんの漫画の執筆を手伝ったりして持ちつ持たれつ(?)のラブコメとまあ少女漫画を絡めてのラブコメっていうのも意外となかった設定だし主人公のクールな雰囲気はまあなるほどと思えたけどこのアニメ、主人公ヒロイン登場する人物すべて天然で常識人がいない…気がする。たまに天然から素に戻るけど基本いい人なんだがどこかズレてる。登場主要人物美形のくせしてその美形が残念に見えてきてそのギャップこそがこのアニメの面白さであり癒しでもある。

私は昔はこの手のラブコメモノが好きだった。とにかくヒロインが大変カワイイ。相当可愛い。

 

 

 

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主人公野崎くんは背が高くてイケメンなのだがいろいろと熱心なために現実の生活にも少女漫画の世界観を持ち込んでしまう癖がありそれをヒロインが突っ込むがこの突っ込む声が声優の声小澤亜李さんからではなくヒロイン佐倉千代本人の口から発しているかに聞こえてくる。つまり声優がとてもうまく演じている。感情の乗せかた、ドン引きした表情に合わせた声のトーンが千代本人の口から出ているみたいで自然なのだ。つまり声優がうまい。何回でもいう。

このアニメの好きなシーンがある。野崎くんが漫画でドッキリするシーンを描くにはどうしたらいいのか考え実際の学校生活で千代にドッキリを仕掛けてその反応とかを参考にして漫画を描けばいいのではと閃き千代に協力を依頼する。ズレたどっきりに千代も戸惑いながら付き合うが学校から帰る際に千代と一緒に帰ると野崎くんは言い出す。千代は下校の際もドッキリが続くのかと呆れるようなまんざらでもない態度で付き合うが実はそれはドッキリではなかった。野崎くんは千代にと一緒に帰りたかったのだ。それを恥ずかしげもなくあっさりと千代に話す野崎くん。はたして千代の反応は…

 

 

 

 

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だよな。こういうのを天然たらしと言うんだよ。回りくどくもなく意図もなんの考えもなくただ自分の気持ちを伝えたこのシーンがこのアニメで一番好きなシーン。千代からのフラグをへし折っているくせに「お前と帰りたかった」と言われてしまえばもうその時点で完全に負けてしまうだろう。俗な恥ずかしくなるような告白よりもこんな清々したボソっとこぼす発言は実は現実の恋愛でもアリなのではないだろうか?

私は昔なんの場面なのかは知らないが女性に戯れで「あなたが可愛いからじゃないの?」と言ってたことがある。あの時「あー失言、からかってしまったなぁと失敗したな」と思ったが…。変にカッコつけなくてもいいし気取らなくてもいい、見透かされるような意識なんかをしたりしなくてもいい。普段の自分の素をみせてるだけで受け入れてくれることもある。恋愛って変に取り繕うとするからうまくいかないんだろ。だから婚活とかなんて見え透いた嘘臭さがばれてうまくいかないんだと思う。あくまでも自然体。私が恋をしようとするならば簡単に自分の思いを口に出して見ればいいと思ってる。まぁでもこういうラブコメを見るのは昔を思い出すようで辛い反面あれは虚構であったとすれば美しい虚構を思い出しながらこうしたラブコメも懐かしくていい気持になる。それは寂しいか?

恋愛は真面目にやろうとすれば失敗する。野崎くんに登場するキャラみたいにアホや抜けててズレてるほうが絶対いい。クソ真面目にしてないでふざけてほしい。恋愛はバカにならないとできない。そう言い聞かせたいのであろうそんなメッセージがこの作品から伝わるのです。

独身うつけのたわごとでした。