寄らば大樹の・・・どこか2

その日その日感じたことを書いていくみたいな。たまに変なこと書くときもあると思いますが馬鹿だなと思ってスルーして下さい。

漫画は凄いと教えてくれた漫画

映画「手塚治虫ブッダ -赤い砂漠よ!美しく- 」
の特別鑑賞券貰った。鑑賞券に描かれてある少年王の頃だろうか、ブッダがイケメンすぎるよ。どうやらこの券を使えばタダでこの映画が見られる。ヤホー、得した気分だ。
実はこの映画ちょっと気になってた。けどお金出してまで見たいとは・・・と思ったけどタダならヤホー、見に行きます。そんな動機でいいのか、タダじゃなければ見に行くこともない映画と言うのか不届きモノですみません。
手塚治虫氏の漫画について語れば私なんかが簡単に言いますと「人間ドラマ」に尽きると思うんです。はっきり言わせて貰うと、この点に関してはどの漫画家でも手塚治虫「人間ドラマ」の神の領域を越えられそうに無いでしょう。その神の領域を持つがゆえ「漫画の神様」と言われる所以ではなかろうかと浅はかながら考えるのです。
むろん、私も手塚氏の漫画をいくつか読みました。ブラックジャックを読めばヒューマニズムをこれほどまで突き詰めて表現できるものなのか、ヒューマニズムを結晶にしてその結晶が輝くような作品。火の鳥や先の映画原作のブッダを語るにもあんまちゃっちい私の感想はアレだから同様の感想です、が、私が一番という作品はアドルフに告ぐだったのです。
この作品は高校の頃図書館にあったので読んでみました。当時読んでいるときの私の姿は変なオーラをだしてたような・・・凄まじいくらい真剣に読んでいたと今振り返ってみるのです。むろんここまで私を凄まじくさせた漫画は後にも先にもアドルフに告ぐだけですとはっきりいう。ただただ非の打ち所無く讃える訳ではなく、いくつかの批判点があるだろうというのは私も思うことですが、私はこれ以上の漫画を知らないし、それに相当する漫画なんて出てこない、出るはずもないというか認めない。
以上が私のアドルフに告ぐの感想です。・・・なんだろうか手塚氏の作品についてとかはちょっと長文にしてだらだら語ることは野暮なんじゃないかなと思っていて、だから尚更このブログで語るのも躊躇するんですよ。ほんと。


アドルフに告ぐ(1) (手塚治虫漫画全集)

アドルフに告ぐ(1) (手塚治虫漫画全集)