寄らば大樹の・・・どこか2

その日その日感じたことを書いていくみたいな。たまに変なこと書くときもあると思いますが馬鹿だなと思ってスルーして下さい。

最近競馬の予想をしなくなったワケ

「雪の進軍」という軍歌がある。明治時代の日清戦争期の軍歌なのだが、さすがあの頃の軍歌ならば勇ましい歌の内容なんだろうかと思えばそんなことない。「出兵兵士を送る歌」のコテコテ感? などではなく戦争に対する嫌気、厭戦気分を自虐と諧謔で表された歌詞はあまりにも異色だ。
そろりそろりと頚(くび)締めかかる
どうせ生かして還さぬ積り

意味はそれほど考えなくてもわかるだろう。軍歌という勇ましさにこのような表現をされていたのは私にとっては一種の衝撃だった。この雪の進軍は戦争の内側、とくに兵士の側に立っているのであり、政府の期待と思惑を蔑にしているその心意気やよし! かの大山巌も気に入って聴いていたとか。寒く厳しくくたびれる雪の中の道のりを半ばやけくそで明るいメロディーで打ち消している印象が面白かったのだろうか。







歌詞といいメロディといいミスマッチな軍歌として私は好きだなぁ。そんな稚拙ながらも今の競馬に対する思いを歌詞を変えて伝えると・・・

そろりそろりと金(かね)巻(ま)き上げる
どうせ儲けて還(かえ)さぬつもり

最近の重賞の事の成り行きは、もうJRAはこんなつもりなんだろと上記のシャレ。だからですね。なんか不可思議なレースなんだよ。わからなくて手が出せない。というか、もう別の趣味に移行してるきてるのだが・・・。