寄らば大樹の・・・どこか2

その日その日感じたことを書いていくみたいな。たまに変なこと書くときもあると思いますが馬鹿だなと思ってスルーして下さい。

義援金なんて送ってこられてもそれが直接自分のところに来るとは思えない。食料、衣類は今必要になってもいずれ要らなくなるので別に欲しくない。

被災者を支援するのならば私は二つの要求をいたします。

まず第一に、さすれば、自分と同じ不幸をあなたにも味わってほしい。それは私と同じく家や財産思い出が海に流されたように、あなたも私と同じようにすべて失ってほしい。

それが被災者の私からあなた方に望むことです。

二つ目は私をハワイかどっかに遊びに行かせておいて、その間に、私の家を以前と同じようにすべて元通りにしてください。家具は別にそろえなくてもいいから、家が流されたのであなたがぜひとももう一度立て直してください。それと仕事がなくなったので、職に就かせてください。お金も必要です。一万二万とは言わないで、いくらでも私に下さい。

※意訳込

東北で地震が起きたとき私がボランティアしてた時に被災者から言われた言葉である。一切の偽りがない。本当の被災者の声である。

私はそれを聞いたとき、本当に言葉が出なかった。それができないなら別にボランティアに来なくてもいい。自分のことで精いっぱいなのにボランティアに善を感謝するほど気を遣うのが疲れるので、正直来ないで欲しいといわれたとき、本当に自分が嫌いになった。

この被災者の方は正しい答えを発していると断言する。二つの要望に私は全く答えられない。ならばボランティアなんて「夢」無駄だ。

だから今では何もしないことのほうが、かえって被災者の心情を察しているのではないかと勝手に考えている。

震災で私が死ぬか被災者一人一人に多額の金銭を授受しなければ被災者の役に立てない。

私は心底役立たずだ。せめて若くして亡くなった方の代わりに私が死ねばよかったのにと思う。私なんて死んでも妹以外誰も悲しまないだろう。妹を悲しませるから自殺もできない。

結局私は被災者に何もできない。

だから今回の地震に口を出せるほど私は優秀でもなんでもない。

だからせめて今までのんべんだらり生きていた疚しさを恥じて、夜になるまでは飯を食わないで反省しているつもりです。

被災者の皆さま。どうかこれで許してください。