寄らば大樹の・・・どこか2

その日その日感じたことを書いていくみたいな。たまに変なこと書くときもあると思いますが馬鹿だなと思ってスルーして下さい。

正月気分に伝統の思い

本を読んだり(同人誌含む)、音楽を聴いたり、たまに外へ出かけたりとそういう過ごし方が平和でいいなぁ。
ニュースで各地の伝統的なお正月の行事なんかをみるとふと民俗学に興味を抱く。私はよく図書館でその手の本を読んだりするのだが、これが読み出すとなかなか終わらない。この学問を少しでも触れてみるといかに現代社会に染まりきっている我々に古めかしいと思うなかれ。だからこそ多様化した今、日本の古き伝統、文化、風習、しきたりを文字として読んでいくと、忘れ去られし何気なくやってきた生活が民俗学に触れたとたん、新たな目線で今までの生活を捉えることができ新鮮に映るのだから。それはもうこれからの学問として注目を注いでいってほしい。
古きものはその古さゆえ貴重である。しかしそういったものは時代とともに薄れていく気がする。そんな伝統文化へのロマン主義的な憧憬を抱くから、それとともに昔の伝統を知らないでおくのは日本の祖先に対する不忠なのではないかと。現代の時代を生きて行くなら今を正確に知り得なければならないにしろ、しかし今の価値観で判断して良いのだろうか。社会を構築していくなか、先人が築き上げた伝統を世代を通じて、そこから学び得ていかなければ日本という国の特色がなくなり無機質な社会ができるだけである。そんな伝統も何もない国だけはいやだ。若い世代(もちろん私も加わるが)はこの日本の伝統をアイデンティティーとして日本の伝統を後世に伝えていければ。とはいうが、古いから役に立たない、今では不要。そう考えるのも結構。私は「伝」えていくことこそが日本を「統」ばると信じてるから伝統を学び大切にして語り継げたらと。
あまり自分でも何言ってるか・・・伝わってないかも(笑)


精選 日本民俗辞典

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