寄らば大樹の・・・どこか2

その日その日感じたことを書いていくみたいな。たまに変なこと書くときもあると思いますが馬鹿だなと思ってスルーして下さい。

東方のフィギュアについてああだこうだ

5月4日に以前欲しがっていた東方の魔理沙のフィギュア買いに行きました。秋葉原へ。「まーた始まった」と政治の問題をニュースで目にしたら私が発する言葉ですが、「まーた始(恥)まった」とばかりにフィギュアです。

去年10月15日に東方オンリーイベ秋季例大祭にてフィギュア制作会社のキューズQというとこから出た霧雨魔理沙のフィギュアのデコマス(要は試作品見本のフィギュアのことを指す)を見に行ったとき「これを買うまでは自殺はできないな」と今日まで生き続けてついに購入して今に至る。私もフィギュアとか買っているからよくわかるけど( ? )、そのフィギュアは東方というキャラのフィギュアの中でも格段に出来がいいと思いました。んで、買ったのがこれなんですが。

 

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秋葉原のラジオ館のなかにあるあみあみというフィギュアショップで買いました。私は通常版と違いコースターが付属されている高いほうを買いました。11%off13,380円。化粧箱がよく中身が見える透明プラスチックで見栄えが冴えてるなと第一印象。このフィギュアを買うためにつまらねえ仕事してきたつもりだが・・・。正直当初のワクワク感とは幾分違う。買うまで待っている時間が楽しかっただけで、買った後は目的が達成されたと同時に楽しみは消えてしまったのかもしれない。購入して満足した後に残るのは購入出来て嬉しいという感情ではなかった。・・・もう購入出来てよかったから、これから何を楽しみにして生きていけばいいのだろうか。もう欲しいフィギュアはない。何を楽しみにワクワク時間を待ち続けながら生きていこうかと考えしまうと気持ちはまたつまらない仕事に向いてしまい軽く鬱になるね。

メンドクサイ性格はもうこのくらいに。このフィギュアは出来は大変いいです。東方香霖堂という東方の小説の魔理沙のイラストをフィギュア化したものです。元のイラスト自体可愛らしさというかメランコリックといったほうがいいかもしれません。優しさに包まれるかのような描き方で実にメルヘンチック。そんな小説の挿絵のイラストがフィギュア化してるので買うしかありませんでした。東方のフィギュアではグリフォン(グランドトイズ)がよく知られていますが、もうグリフォンは息してない気がします。かわって東方スケールフィギュアといえばキューズQと今回の魔理沙のフィギュアを作った会社ぐらいしかまともな東方フィギュア出しません(他社も出てるが目立つのはこの会社ぐらい)。出来は何度も言うようにいいです。細かく細部に彫りを入れてくるディティールの抜かりない造形がよくわかる気がします。繊細かつ奥行きも感じさせる本格的なフィギュアだと思います。服装の細かい造りもその塗装と色使いも目に優しく映りふと微笑みを覚えるくらいです。きらびやかさで言えばアルター(フィギュア好きならまず一番といえるデキを誇るフィギュアメーカー)にはかないませんが、その塗り方には魔理沙の愛らしさが存分に見て取れます。若干ロリくさくてもっとマスタースパークをぶっ放しながらオラつきながら箒でかっ飛んでいくスピード感あふれるカッコいい男言葉を使う、敵には容赦なく切れ目鋭く不敵な微笑みを浮かべる厨二気質のメタル調の魔理沙を思い浮かべるのであれば(長い)このフィギュアはやはり愛らしすぎてカッコいい魔理沙をイメージするならば失敗作だと思います。普遍的な価値観を問うならばこのフィギュアの出来は好みが分かれる気がするし、これが東方魔理沙の決定番フィギュアだと言えばそうではないと思う。

ただ、私はロリコンだからこのフィギュアが気に入りました。

若干チークが薄い気がします。キューズQのフィギュアって全体的に塗りが淡いんだよね。私ははっきりとした塗装というか鮮やかに濃い色合いのフィギュアが好きだから、それだけが今回のフィギュアの不満ですが、それを覆い被せるほどに造形からくる雰囲気に満足しています。私のレビューは回りくどいのはごめんね。

あと、後から気づいたことですが13380円を出すのは正直辛いです。そのくらいの金をかけるほどにフィギュアという趣味は金がかかるものだとつくづく思います。働いている独身の私がいうのもアレですが、もう少し値段が何とかならないのでしょうか?

さてさて…東方のフィギュアはプライズがにぎわっているかと思います。Twitterとかでもヤフオクでも東方のフィギュアと検索すればプライズフィギュアがよく目につきます。やはり安さのせいかもしれません。安いからよく目につくのです。はっきり言って1万以上のフィギュアを東方の若いファンは買えるかというと「あ、その値段ならいいです」となる気がします。今の10代の東方ファンはフィギュアというガラではなく専らvocalアレンジとか音系を好みます。フィギュアなんてのは私みたいな古いタイプの趣味なのでしょう。それでもある秋葉原のフィギュアショップの店員に尋ねたところまだまだ東方フィギュアは根強い人気で中古フィギュアの中でも回転がいいと言っていました(ちなみに一番フィギュアの売れ行きがいいのがデレマスらしい)。でも・・・私にはもう東方のフィギュアなんて売れないと作るだけ無駄なのではと。でなければ東方新作の東方天空璋キャラのフィギュアの発表があってもいはずですから。東方でフィギュア会社が出した(ガレキとか個人制作のは除く)一番新しいキャラのスケールフィギュアが今から7年前の東方神霊廟の豊聡耳神子なのですからいかに東方のフィギュアが売れないのか。。。売れるとしても紅魔郷とか妖々夢あたりの初期のキャラのフィギュアとか、それほどまでに東方新作のキャラはフィギュアにするほどの魅力的な価値もないのだろうか? 作らないというのは東方のマーケティングにフィギュアという言葉は不要ということをメーカーは薄々感じているのでしょう。これは東方ファンがフィギュアを不要としているからにすぎません。うん?

東方とは様々な解釈があり、キャラの設定に至っても十人十色です。それを「これが東方のフィギュア」といわれて発表しても「これは東方のキャラじゃない。私の解釈と違う」となります。個々に東方キャラの描き方にそれぞれ固定的ファンが点在するので、普遍的なキャラだと言って固定概念としてしまうのは土台無理な話です。フィギュアは誰もが受け入れるキャラでないと売れません。東方は二次創作があったおかげででかくなったのです。様々な二次創作はそれぞれ個性を持ち個々に受け入れられています。そんな二次創作と一緒なのが東方フィギュアなのです。そのフィギュアという二次創作が好きな東方ファンもいれば嫌いな東方ファンもいるのです。簡単な話です。東方が好きでも東方のフィギュアも好きではない、東方のゲーム性が好き、世界観や物語性が好き、楽曲が好き、キャラが好き、エロが好き。人の好きは何も画一的ではないのです。東方とはジャンルが幅広い。「この東方が好き」という人が「この東方も好きだろう」というのは人の趣向を干渉するおせっかい。私は東方ファンに「私がフィギュア好きなんだからお前ら何でフィギュア買わないの?」とは言いません。むしろ東方にフィギュアが不要だと大多数の声があればそれに従うほどです。

あと要するに東方のフィギュアが高すぎるから売れないのだよ。クオリティさげてもいいからガチャポンレベルのフィギュアでもいいからとにかく安くすれば東方フィギュアも目を向けてるれると思いますが。

休日の東京は疲れる…その1

ゴールデンウィークの真っただ中

5月2日はスペシャルウィーク

 

これは1999年の春の天皇賞にて競走馬スペシャルウィークが勝った時のスーパー競馬で放送された日の実況。レースに勝利したスペシャルウィーク春の天皇賞ゴールデンウィークに開催されていたので、その時期と馬名を掛け合わせた「スペシャルウィークゴールデンウィーク」の語呂はたいへん心地よい文句として秀逸ではないか。今年の天皇賞春は? 私はあいにく中央競馬が嫌いなので何が勝ったかなど、あの強い古馬に混じって札幌記念3着のレインボーラインぐらいしか 知らない。

この時期というのはゴールデンウィークであるが、この時期外に出ると今の社会にまんざらでもなく、何の不満もない、そんな世相の空気を感じさせる。今の政治がゴタゴタしていても当の国民はどこ吹く風。そんな風潮みたいなものがよく伝わってくるのがゴールデンウィークのような気がするのです。結局政治なんてのは報道してもどう関心を持っていいのかわからないし、そんな面倒なことよりも明日の仕事のこと、家庭のこと、趣味のことに生きていけば十分なのである。政治という関心事に取り込まれることなどある訳ではなく、そういう政治とは個人の範疇において蚊帳の外であり、だから政治報道など無駄なのである。何が官僚がセクハラだよ! 知るかそんなの!! である。私の場合はね。

日時は定かではないが友人と東京に出かけた。出かけた先は↓

 

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私は東京国立博物館のほうだが、友人がどうしてもこちらがいいということでこっちにした。友人はこのパンフレットの右下にちっこく記されている忠犬ハチ犬や南極のタロ犬のはく製とかが見たいとかで。正直私は「そんなもん別にどうだってよくね?」です。特別展の人体の神秘とか何とかというのも見たいと言いましたが、あんな列に並ぶのは私嫌ですと泣いたので通常館だけ見るだけになりました。私は人体とか子供の頃の人体模型がトラウマなんですよ。グロくて。そのくせグロ絵見るんだから意味不明ですが。館内はやはり家族連れが多い。 何も東京でいい年した男二人が手をつないではいないけど一緒になってあれやこれや見ているのは…正直まあこんなのもたまにはいいかな。でも、私は元来博物館とかは一人で見るほうが性に合っています。友人の話に合わせるのが面倒で「あーソレよくわかんねーわw」と適当でそのうち一人で迷子になります。最後のほうは「もう帰っぺよ~(語尾が上がる茨城弁)」と言って若干キレられます。で、ここに来た感想はまぁ、「よく知らない学問の展示物を見るのも悪くはないな」くらいで…いやホント展示物とかよくわからんかった。辛うじて鉱物とかは多少は興味あった。友人は化石や鉱物、動物が好きです。私は宗教哲学とか西洋占星術に興味があります(気取るな)。今度はトーハクで山水画を見たいですね。上野の杜は人いすぎ。東京の一極集中化が甚だしい。当たり前だ。東京に住んでみて思うのは、東京はとてつもないブランド。その東京にいるだけで心が楽しくなる。だから人が集まる。都市社会学とかよくわからんが私の結論。

帰りに秋葉原でオタくさい店を見て回った。私の欲しかったフィギュアがなかったからなんも買わんかったけど、友人は秋葉原に来たからには手ぶらでは帰らないとかのたまう通りやっぱなんか買った。ワシは萌え(死語か?)グッズぐらいしか買わんから友人のかったものが意味不明だった(昔のキャラ? ジャンル何? )。「いやーどうなんでしょう?」というしかリアクションなかった。私ってなんかつまらない人間だと思う。秋葉原人混みすぎ。歩行者天国にしろよ昔みたいに。あの広い道路を歩くのが気持ちいいのに何で廃止にしてるんだよ。あとウケたのがある店で中国人が「中国人多すぎだろー」と中国語で文句言ってた。ジョンゴンレン・・・なんたらなんたらとか私の中国語の理解力でもよくわかるくらい文句言ってた。ウケた。そうなんだよ。何で中国人ってああいう場所で声がデカいの? 

飯食った帰り際に友人に私が渡したのがこれ↓

 

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サランラップに綺麗にまいておいて飾ってくれるって。よかったね。

こんな個人的なことがブログであると思う。私は他の方の役に立つようなことは書けないからこういうことぐらいにしか記事にできない。まぁ、一人よりも誰かと出かけたほうが楽しいよね。いい学校に行く、いい仕事に就く、それよりもいい友人を持つことのほうが私は大切だと思います。一人は、一人はやっぱり何だかんだで寂しいですからね。

あとやっぱり疲れた。

 

続々アトレ秋葉原東方イベ

なんか前にも同じようなことブログで書いた気がする。気がするじゃなくてもうこれで三度目だよ。ホントあきないっすねー。

今日は秋葉原駅にあるアトレの秋葉原店での期間コラボイベントがやっているので行ってきました。例の東方・・・。ホントあきないっスねー・・・。東方の何がいいのかとりあえずああいうイベントが私は好きなのは間違いない。

アトレ秋葉原ではよくアニメやゲームの題材をコラボにしたグッズ販売をやっています。その中でも東方projectというシューティングゲームから派生したコンテンツというのは20年がたった今でも根強い人気を誇っていると言っていいのか、いまだかつて勢いのあるジャンル。そんな東方とアトレ秋葉原がコラボイベと言ってグッズ売り出したのはここ最近1年たってない。東方とは原作が今でも商業展開が原則行っていないとされている同人の範疇の域である。それが去年の夏ごろにアトレという商業資本と結びついてイベントを行うことは正直驚いた。私も昔は東方とかやってたからよく覚えている気がするが、東方の名を目にするのは同人即売会(コミケ等)や商業に関わるにしてもとらのあなとかでしか見かけなかったから、アトレなんかいうおしゃれな駅の商業施設に場違いで何とも言えない気恥ずかしさを感じた。長くなりそう・・・要するに一般(?)商業施設で東方なんて看板にしているのを見たことなかったから驚いた。同人の域を出ないコアなファンだけに開かれているのが東方であり、一般人には理解が難しいとされていた気がしたから。

「東方なんて他の方がわかるのかよ?」

アトレで東方がらみのイベントをこなせるのはいろいろ受け入れられているのだろうか? 今なおこうした気持ちがある。

どうせ何もすることねえからと秋葉原に行って買ってきたんだけど。

 

 

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タペストリーだけは今回のイベでしか手に入らないから買う。あとはアクリルキーとかカップとかクリアファイルとか・・・。買っておきながら文句を言うと高いですorz タペストリーが3240円以外は高いです。どうしよう、と悩みに悩みながら買いました。

何故これらを買ったか?

タペストリ → 今回のイベでしか手に入らないから

アクリルキーホルダー(アリス) → アリス・マーガトロイドが東方の中で一番好きだから

マグカップ → 会社で使っていた(笑)カップを割ってしまったから新しく買おうとしたから。こころちゃんが好きだから

クリアファイル → 白ニーソを穿いている幽々子が斬新だから。もう一枚の早苗が表情が早苗のイメージとドンピシャだったし気に入った

 

6804円分買ったらポストカードがついてくる。

 

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あとお買い上げ金額ごとにクジ引けるから別の店で引いてきたのがコレ。

 

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ガラガラ4回回した。なんかもっと豪華賞品ないの? 当たりがポストカードだけって・・・。

 帰りがけに道端でポン引きしてるメイドのねーちゃんに「その姿チョーセクシーだね」「可愛いからもうその服脱ぐなよ」とかナンパしてdポイントカードが1万7千円分あるから新宿のタワーレコードでなんか買おうと秋葉原駅から総武線乗ったら浅草橋で車両点検とかで電車が来ないからムカつくからラジオ館で暇潰してから帰りました。

今回のイベントもだいぶ板がついてきている気がします。買っていて思ったことが親子で買いに来ていたのが印象深い。東方って小さい子供にも理解されているのかとつくづく思った。私が昔の頃は「東方?何それ?エロゲでしょ?きもい」というボキャブラリーだったし、オタ臭くて東方厨のクソガキがガラ悪いとかの評判もあったし、それに比べて今ではそんな昔とは変わったものだなと時代の流れゆく様に感慨深げだった。東方はこれから世代に引き継がれつつ長く知られていってほしいと。

あ、あと私は今回アトレ秋葉原に10時20分ちょっとについたけど、販売は入場規制がされて施設の非常階段で列に並ばされたんだけど、その並ばされている周りの方がどう見ても私よりも若い。なんというか、自分の年に引け目を感じたのか少々列では居心地が悪いありさまでした。

アリスのドール買ってた。その後感じたこと

都内の某所で性懲りもなく買ってきた。

誰も買いやしねえからしょうがなく貰ってやったよ。

全くこんな可愛らしいもんを欲しがらないってどこまで今の若い奴らは物欲がないんだ。

俺にあんまり心配と出費をかけさせるんじゃないってーの!

 

 

 

 

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※東方のアリス・マーガトロイドというキャラです。準主役みたいなもんです。このキャラ知らんという奴は、「えー知らないのー!?」。
 

こういうものがよく売っている都内某所で買った。こういうものに詳しい方はおおよそどこで売っているかなんてわかるだろうからあえていわない。例えばまんだ〇けとか、まんだ〇けとか、まんだ〇けとか・・・。むかし(2013年12月末)アゾン行ったときに買えばいいと思ったけど、正直出来が悪いとして買わなかった。出来が悪いというより、なんかおたふく風邪というか顔がのっぺりしすぎだなと。私はアリスはキリっとしまった感じのほうが好きだから、このアリスは子供くさくて好きになれなかった。あとワンピース調の洋装とロングスカートが何だかサイズが合っていないダボダボ感でデブにしか見えんかった。なんかの携帯ストラップみたいなチンチクリンなサマが違和感。それでも東方で一番好きなキャラだから出来がどうというよりも、まずアリス好きならなんでもいいから持っていないとダメではないかと思い、一年後やっぱ買おうとしたらもう売り切れていた。再販とかこの手のドールは元ネタが商業化されてないだけに難しいからね。私はネットで買うとか大嫌いだから、そうしているうちに忘れてた。

ドールは中古未開封で税込16200円。そりゃオクとかでならもっと安く手に入るだろうけどネットで買うのが大嫌いだから。それにしてもドールはあんま好きじゃないんだよな。フィギュア好きとドール好きの兼任はあまり聞かないし。私がドールが好きになれないのは怖いから。「この人形生きてますよ」とか言われたらもう、ダメだね・・・。

けどこのアゾンのピュアニーモっていうドールは目が描き目でどことなくフィギュアの延長。このドールとフィギュアの違いは布の服と植毛ぐらいでまんまフィギュアと同じような印象。だから、違和感なく従来の己の価値観に入ってきやすくて抵抗なく買うことができるまさに初心者のためのドールではないだろうかと。ラブライブのほのかとアリス・マーガトロイドの2体ぐらいであとはドルフィードリームのチルノぐらいしかドールは持ってないし、やはり正直ドールはどうも抵抗がある気がする。

相変わらずスマホ画像でいい加減カメラくらい買えよ。いや、写真撮れればスマホだってかまわない。アリスのドールにはダイソーで買った小さい木でできた椅子に座らせている。立てかけというかその後ろには靖国神社で買った札。こうするとなんか貫禄出てくるでしょう? なんか罰当たりかもしれないけど。刀は刀剣乱舞蛍丸のフィギュアの付属。なんか似合わねえなあ、もっといいモノ持たせろよと思うが私の発想力の限界です。こういうドールは可動してポーズがとれるから面白い。フィギュアに勝る点として重要不可欠。実は昔の日本の戦争とかで将校が偉そうに腰に手を当て両足を大きく広げて軍刀を右手で握りしめながら地面に突き立てて椅子に座って写真に写っている通称「将校座り」(私の造語)を今回のアリスで試してめたけど出来なかったのでこんな妥協したポーズになりました。

ていうか、今の子たちってフィギュアとかドール買わねえの? 持つにしてもゲーセンのプライズとかでもっと立派なスケールフィギュアとか憧れないのかな? それともそういうのに興味を抱くのはもう古い人間だけなのかなぁ・・・? フィギュアの店とか行くけど、まず秋葉原治外法権かと思うほどに外国人しかいねえし、日本人はどうした? 食われたのか? そりゃ平日の昼間だからだろうけど、もうちょっとなんていうか、若い人がいてもいいのにねぇ・・・。やっぱり将来の不安を醸す社会不安の余波で消費を停滞させる気風が影響しているのかなあ? あ、でもあんな高いモノふつう買わんよ。なんだよ、平気で一万超えるし、ねんどろも5000円とか。

 

いや、今の若者はSNSでの経験を大切にしている気がする。金を出せば完結する趣味よりも自分を磨いて経験しながら楽しむ趣味はSNSに他ならないし若者はそちらのほうが楽しいのだろうか。フィギュアとは買うだけで自己満足するような内向的で独りよがりなつまらない趣味だろう。そう思って若者がこの手のたぐいに手を出さないのならば私は若者を大いに褒めておきたい。 

 

この最後の5行が言いたくてこんなドールの写真をあげましたとさ。

ウマ娘に出てくる馬たちを語ってみるその2

前回のつづき

 

アイネスフウジン

ナカノコールの立役者。ダービー勝利後の「豊がなんだ横山がなんだ、俺はあいつが幼稚園の頃から馬にまたがっていたんだ」と中野騎手の言葉が印象深い。馬よりも騎手のイメージ。

ビワハヤヒデ

ナリタブライアンの兄貴。顔がデカい。天皇賞秋で屈腱炎を発症して引退した時その次の週の菊花賞ナリタブライアンが三冠達成した時の杉本氏の「弟は大丈夫だー」が思い出す。なんか杉本清の実況よく気にしてるね。

サクラバクシンオー

ロードカナロアが出てくるまでスプリント戦ではこの馬が一番だとしていた。最後のレースとなったスプリンターズステークスは鬼強。流石である。

シンコウウインディ

レース中に熱くなると噛みつきに行くらしい。フェブラリーS勝馬と言うよりもそちらのほうが印象強い。ちなみにあのサンデーサイレンスプリークネスSイージーゴアに噛みつこうとしてたし、これくらいの闘争心がある馬は面白い。

 アグネスタキオン

この馬をダービーで見たかった。産駒にまで脚の脆弱性までも伝わらなくてもいいのに・・・。

ゼンノロブロイ

シンボリクリスエスの弟弟子? レース内容に派手さはないが先行して抜け出すという大レースでも安定した成績が見た目以上に強さを感じる。英国インターナショナルステークスキネーン騎手にしてやられたことが悔やまれる。

メイショウドトウ

ヤスヤス(安田騎手)に立ちはだかるテイエムオペラオーのやり取りは幽遊白書の蔵馬と海藤のテスト対決を思い出す(?)。どうしてもテイエムオペラオーと一緒に語られてしまいがちなのは致し方ないか。

ライスシャワー

菊花賞ミホノブルボンの三冠阻止、メジロマックイーン天皇賞春三連覇阻止となにかと悪役みたいな存在にされてた感。だが、最後の予後不良は言葉にしがたい。ちなみにビートたけしはあのレースの後「馬なんてアレだよ、毎年うん数頭事故で死んでいるのに今更お涙ちょうだいとはね」と毒づいたとか。

 アドマイヤベガ

ダービーを勝ったときの「あの」オーナーは天国気分。武豊との関係はアドマイヤベガから始まりアドマイヤムーンで終わったとか。名牝ベガの子としてよりもどうもオーナーを思い出してしまう。

カレンチャン

名前がなんて可愛らしいんだろう。この当時は競馬とかさっぱりだし正直よくわからない。けれども名前は可愛い。それでジーワン馬。もっと面白い名前を小田切オーナーを見習って考えろ、馬主どもは。

アグネスデジタル

でたー、私がディープインパクトとともに最強馬としてまず候補に挙げる馬。その理由は芝ダートどちらでもジーワンを制していること。海外では最強馬とは芝ダートどちらでも最強でなければならないという思考がちょっと前まではあったし(ガリレオBCクラシックに出るとかで)、今でも私はこの考え方から最強馬として挙げる。今でいえば野球の大谷みたいなもん。マイルチャンピオンシップの変態末脚は今見ても変態的。天皇賞秋でテイエムオペラオーを強襲して負かすのは何とも言えないカルタシスだった。

 エイシンフラッシュ

なんといっても天覧競馬の天皇賞秋でのデムーロ最内強襲と最敬礼が思い出す。ダービーでは内田騎手の乗り方は「これで中央の騎手は終わったな」とまで思えたほどの神騎乗だった思う。何かと騎手で語りたくなるそんな馬。

ナカヤマフェスタ

凱旋門賞に最も近かったのはディープでもオルフェでもないこの馬。今でもあれは夢ではないかと思う。宝塚記念馬だが何も誰もが認める最強馬が凱旋門賞を勝てるという間違った思い込みはこの馬を見習って改めてもらいたい。柴田ヨシトミ稀にみる神かがり騎乗が吹く。

マヤノトップガン

天皇賞春での田原の渾身の追い込みは鳥肌もの。逃げても追い込んでもなんでもできる自在性の脚質は今では珍しいかと。

メジロドーベル

吉田騎手が天狗となるきっかけとなった馬という印象か。牝馬としてレースに出れば強いが牡馬に混じると一枚落ちるのは男勝りな牝馬というイメージではなく、女性的な繊細さと優しさを思い浮かべる(キモいか?)。

ナイスネイチャ

ネタ馬? 有馬三年連続三着という個性派ホースとしてまず名が挙がる。私も有馬三着三回ぐらいでしかあまり詳しくは知らない。ジーワン馬でなくても名前を覚えられるのはこれが競馬の面白さなのでしょう。

 

・・・あー意外と言葉で語れないものだな。このウマ娘、私も見ましたがまあ、その感想はどうなんでしょうか。競馬が好きだったころ見ていれば間違いなくハマっていたでしょう。ただいえることは競馬を金儲けギャンブルとしてしか見ていないことよりも、こういう何らかの目的で競馬を愛することは私は大いにお勧めしていきたいと思う。中には馬を擬人化美少女化して競馬を冒涜しているという印象も感じることはあるかと思うが、それは・・・まあそれでもいいと思うが、だからといって決して好きなものに対して批判はしないでおいたほうが双方嫌な感情を持たなくてすむでしょう。

最後に私が何故長々とこんなことやったかというとギャンブルとしての競馬ではなくエンターテイナーとしての競馬が好きになりつつあるからこんなこと言いました。

以上これにてウマ娘の個人的思いを終わりにします。

 

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ウマ娘に出てくる馬たちを語ってみるその1

ウマ娘とかいうアニメというか、俺だって競馬くらい少しは知ってるよ。昔の記憶だから間違い御免。このアニメに登場するウマ娘のモデルとなってる名馬を私の個人的な思いから語ります。このアニメに拘わらず、元ネタを知っておけばアニメがより楽しめますよ。改めて振り返る名馬に対する私の思いとは。

 

スペシャルウィーク

武豊が二十代のうちにダービー初制覇を遂げたときの馬。キングヘイローセイウンスカイとともに98年代の三強を形成する。有馬記念でのグラスワンダーとの鼻差4センチ(だっけ?)差の激闘は語り草。個人的には京都大賞典のドカ負けからの天皇賞秋の優勝は驚かされた。

サイレンススズカ

私が競馬を知って今に至るまでまずこの馬が好きだと必ず答える。この馬よりも前を走る馬なんてツインターボーぐらいしか思い浮かばない。私の中では特別な馬。多くは語ることもない。

トウカイテイオー

シンボリルドルフの最高傑作。二冠制覇後骨折して勝ったと思ったらまた骨折。一年後の有馬記念で天才田原を男泣きさせた。ドラマチックな馬。若駒ステークスパドックでは足元がグニャグニャさせながら歩く姿は印象深い。

ウオッカ

牝馬ながらダービーを制した不世出の名牝。東京コースで強く、マイルで大勝ちするなど距離適性が広いが中山みたいなコーナーがきつい場所では割引が必要。ウオッカの背中は数々の騎手達を魅了したという。

エアグルーヴ

ウオッカダイワスカーレットが現れるまで女傑といえばこの馬。直線で「エアか!!バブルか!!」という青嶋実況のもとバブルガムフェローを下して天皇賞秋を制した際に当時スーパー競馬の司会をしていた斉藤陽子が彼女を目標に頑張ると言わしめた。私は女傑といえばこの馬だと思う。思い入れが深い

エルコンドルパサー

サイレンススズカの次にくる好きな馬。欧州のクラシック距離のジーワンを勝ったのはこの馬のみで真の世界に誇る名馬。サンクルー大賞典制覇と凱旋門賞2着で年度代表馬は、スペシャルウィークグラスワンダーを差し置いて何事だと少々揉めた感。凱旋門賞を本気で勝ちに行くローテーションは今後の凱旋門賞挑戦の際に是非見習ってほしというもの。

オグリキャップ

この馬とハイセイコーを知らなければ、競馬を知らないまでもあまりにも無教養だろう。第二次競馬ブームの立役者。まさにスーパーホース。地方からやってきて中央の強豪馬を負かしてしまうサクセスストーリーはあの頃に競馬に興じていた人たちが私は羨ましく思える。

グラスワンダー

朝日杯をレコードで制して若くして怪物と目された。が、骨折で4歳の活躍は潰えたように思えたが、井崎がこの馬が勝つと予想した有馬で優勝。その後スペシャルウィークと対戦して一度も負けなかった。宝塚記念では直線スペシャルウィークを出し抜いた際のターフの吟遊詩人杉本清の「的場だ!!的場だ!! やっぱり恐かった的場!」は今でも印象に残る。

ゴールドシップ

最近の競馬史で特に好きな馬。愛情をこめてゴルシという。皐月賞のコーナーからのワープは今なお理解不能。気分屋で走る時と走らない時の差が激しい。横ノリで制した天皇賞春はあまりにもめちゃくちゃで面白いと思う。芦毛馬に不人気馬はいないと言われる通りファンの多かった馬ではないだろうか。

シンボリルドルフ

額の三日月マーキングを持つ皇帝。往年の大騎手である岡部幸雄が最も愛した馬。三冠馬としての風格はすさまじく、それゆえ秋の天皇賞を負けたことは競馬史の事件の一つ。その後は当たり前のようにJC、有馬を勝つ終わってみればやっぱり皇帝だと競馬ファンは思ったことだろう。

タイキシャトル

レースでは複勝率100%に表されるように安定した、かつ強い勝ち方でマイルの頂点に立つ。仏国ジャックルマロワ賞制覇は日本馬でも欧州の大レースを勝てるという希望を見出した。この馬がマイルで走る際に予想で◎をつけなければ変質者呼ばわりしたと思う。スプリンターズステークスで負けたのは岡部騎手が無駄に鞭を入れたせいで馬が怒って走らなかったと言われているが定かではない。

ダイワスカーレット

レースでは連対率100%。逃げ馬でコーナーで後続を引きつけて直線に向いたら上がり33秒という切れる差し追い込み馬並みの脚を使うまさに天才少女。桜花賞でのウオッカに対してのケツブロックは見もの。マイルから有馬記念を制するほどの体が柔らかく柔軟性が目に付く。ちなみに有馬ではこの馬とダイワメジャーの三連複で大笑いさせてもらった。

テイエムオペラオー

キタサンブラックが出るまでの間、総賞金獲得はギネスにも掲載される。秋古馬三冠を含めた00年全勝はまさしく世紀末覇王に相応しい。抜群の実績の割に人気はいまひとつで、オペのヤネ和田騎手は「なんで僕の馬は人気がないんですか?」と素で聞いてきた。勝つとしても地味な着差で勝ち方に華がない、人気の出る血統ではない、騎手が地味(失礼な言い方だが)、海外志向を感じさせない陣営などが人気の低さであろうか? 八冠を狙った01宝塚では岡部騎手の徹底マークでオペを勝たせない騎乗姿勢は私には当時疑問に思えた。

ナリタブライアン

私がブラウン管で初めて競馬を見たのはこの馬の菊花賞だった。あまりの強さに正直ドン引きしてたと思う。三冠馬の後に有馬制覇。もう敵なし状態の矢先に屈腱炎。そして低迷。そして伝説のジーツー阪神大賞典でのマヤノトップガンの死闘。素敵である。ちなみに適距離とはいいがたい1200m高松宮杯に出走表明した際に神様大川氏は「大久保さんの馬じゃない、山路さんの馬じゃない、ファンの馬だと。出て勝てばいいけど負けたら何言われるかわからないね」とその出走に疑問を呈した。

ヒシアマゾン

クリスタルカップの追い込みは語り草だろう。4歳時は重賞に複数勝利しても外国産馬ゆえにクラシックには出られない(当時は)と悲運の名牝。エリザベス女王杯で勝ち有馬ではナリブーに次いで2着とさすがだと。男勝りな牝馬というイメージ。もう少しスタートが上手ければ古馬ジーワン制覇もなしえただろうに。馬名からのイメージからアマゾネスを連想させてやはり男勝りの牝馬だなと。

フジキセキ

今では語るまでもなく大種牡馬サンデーサイレンス最初期の名馬。朝日杯、弥生賞と全勝でこれからクラシックという時に故障発生引退という幻の三冠馬。その後のサンデー旋風はこの馬が旗手となり競馬史を進むことになる。

マルゼンスキー

井崎の爺さんが「遊んで勝てる唯一の馬」と賞した。つまり適当に走っていても勝てると。マルゼンスキーは外国の現地で買った牝馬に宿されてその後日本で生まれた持ち込み馬。持ち込み馬は当時外国産馬扱いされてクラシックには出れなかった。中野騎手の「賞金もいらないし大外枠でもいいからダービーに出させてくれ」はあまりにも有名。いつも着差をつけて勝つ馬であり、底を見せず最後まで納得した強さを示せずに引退したあまりにも惜しい馬。

メジロマックイーン

名門メジロ牧場の筆頭格。息の長い活躍と安定したレース運びと天皇賞秋の大降着と何かとイメージが強い。三連覇をかけての天皇賞春はライスシャワーに負けるが、そのときの言い訳はゲートの隣にいた牝馬に集中できなくて負けたとのこと。ちなみに私が種牡馬時代のマックを牧場で見たが、草ばっかり食っててこっちを見てくれなかった・・・。

セイウンスカイ

横山ノリが語る思い出深い馬だとのこと。菊花賞ではスペシャルウィークを完璧且つ鮮やかに打ち負かしたレースぶりで実況の杉本氏は「あおぞらー、正に京都競馬場の上空ー」と綴る。古馬になってから活躍が鈍るが2000mの札幌記念では本来の逃げ戦法から差しという脚質変更でファレノプチスを破るのは見事。個人的に好きな馬の一頭。

ユキノビジン

あーあんまりこの馬のこと知らないからゴメン・・・。

ウイニングチケット

「ダービーを勝てるのならば騎手をやめてもいい」と語った柴田政人にダービーをプレゼントした馬・・・ぐらいしか印象がない。

タマモクロス

オグリを中央で最初に負かした名馬だが生まれた当初は評価が低くその活躍を見る前に生産牧場は倒産。晩成馬といえばこの馬を思い浮かべる。二戦続けてとオグリに先着するも有馬ではオグリに下される。その後のオグリの快進撃が始まる。臥薪嘗胆とか芽が出るまで見捨ててはいけないことをこの馬で学んだ気がする。

シーキングザパール

馬名の華やかさからよく印象に残っている。NHKマイルを軽快な脚捌きで制した印象からとても欧州の深い芝では脚が取られて惨敗するという私の予想を大外れにしたモーリス・ド・ギース賞制覇はタイキシャトルの時よりも感動した。その後は諸外国のレースを走らせる海外志向が強いローテに当時はワクワクさせてもらった。

マンハッタンカフェ

春のクラシックはお呼びでなく秋になり菊花賞と続けて有馬制覇という典型的上がり馬はマヤノトップガンと被る。その後天皇賞春を制してノリで行った凱旋門賞で惨敗引退。なんだかすごくもったいないことしたと思う。

トーセンジョーダン

7番人気あたりで勝ったんだっけ? 天皇賞秋にて、この馬で馬券を打ち砕かれたときに「何のジョーダンだよマイケルジョーダン」と叫んだら隣の爺共に笑われた思い出がある。オーナーがテレビで「ジーワンだったら天皇賞でもなんでも勝てれてよかった」とヘラヘラしてたのが印象悪い。ジェンティルドンナとこの馬の三連複的中となんだかんだお世話になったかも。

ハルウララ

・・・もう多くを語ることのほうがヤボですね。当時は長くからいる競馬ファンの間では不人気でしたけど・・・。弱いのになぜ人気なんだとかで・・・。

カワカミプリンセス

エリザベス女王杯降着の「本田シネ」といったウインズ浅草の親父は怖かった。清水成駿オークスでこの馬を本命にしたときは競馬最強の法則が「清水さん、JRAから狙われますよ」(その当時は清水氏の予想は神がかっていた)とかいう煽りだしたのが当時はウケた。

メジロライアン

「ライアン!ライアン!」とオグリのラストランで神様大川氏の応援がマイクに拾われた印象は鮮やかに残る。クラシックでどれか一つは勝てると言われながらも惜敗した際若き四位騎手が「俺が乗ってたらクラシックは勝てたっスよ」なんて記事に書かれてライアンの騎手横山ノリが激怒したという逸話がある(四位の発言は記者が勘違いした誤解である)。子のメジロブライトも父に似てクラシックで惜敗。そこまで似てなくてもである。

マチカネフクキタル

秋に強くなり菊花賞を制した際杉本氏が「京都のなんたらかんたらに福来るー」とか言ってたように馬名で印象深い。なんかいつの間にかいなくなって印象薄い。

ファインモーション

6連勝で怪物牝馬と謳われたことよりも有馬記念でかかって豊が手綱持っていかれて制御不能で負けた印象が強い。名牝だが気性が荒くそれでいてモロいというなんだか不器用な性格だなと。

スマートファルコン

中央の大きなレースに出走を渋り、格落ちした地方の交流重賞を荒らしまわるローテぶりは雑魚専という言葉は失礼だが馬に罪はないにしてもあまり好きになれなかった馬。それでも2011年のJBCクラシックでのトランセンド以下を下したレースぶりは鬼神のごとき強さとしてベストレースの一つに挙げておきたいほど。

ナリタタイシン

ウイニングチケットビワハヤヒデとともに三強の一角ぐらいしか印象がない。

エアシャカール

あの時キングジョージに挑んだことは大いに讃えられるべき。

ゴールドシチー

どんな馬だっけ?(ここにきてついにwikiに頼る)

スーパークリーク

武豊最初の恋人だっけ? もうキャプションつけるのがしんどい・・・

イナリワン

父のミルジョージの印象が強い。ゴメン。このあたりの馬はホントわからない。

ニシノフラワー

軽快なスピードで捲りたてる印象。しかしWikipediaの馬に関する記載はすげーな。

ビコーペガサス

ペガサスを尾行するの?

ヒシアケボノ

デカいんだよね、この馬。そんなネタぐらいしかよくわからない。

バンブーメモリー

私の中ではちょっと古くてわかりません。

マーベラスサンデー

何とかジーワンを勝ってる宝塚記念馬。有馬記念エアグルーヴの叩き合いを制して勝利かと思われた矢先に人参大好きごぼう抜きのシルクジャスティスに交わされ最後まで名脇役だったという印象。

ミホノブルボン

伝説の名伯楽、戸山調教師最後にして最高傑作と呼べる馬。才能不足をトレーニングで強くされた馬はこの馬以外に思い浮かばない。

スイープトウショウ

頑固で我儘なお嬢様。あの(?)池添騎手が手を焼いたことでも有名。アイルランドキネーン騎手は競馬雑誌サラブレにおいて「とてもお気に入りな馬」と語る。デュランダルと共に追い込みテロリスト池添の騎乗が冴えわたった馬と言える。

 

ちょっと疲れた。昔だったらいくらでも語れたのに、やっぱ競馬から離れるとだめね。年はとりたくないものだわさ。

需要があるから転売という言葉がある

新入社員にキモがられようとするのはまた今度にしてあるニュースを。なんだか限定の人形を売ろうとしたら1人の客に全部買い占められたとか。その人形12万もして、その100体を全て買い取ったわけだ、1人の客に。

そんなに買ってどーするんだ。昔だったら買った客に対して「お前はアラブの石油王か」という突っ込みがでてくるだろうが時代の流れだろう。転売目的であることは一目瞭然。

何のことかは、3月31日に京都の高島屋にてボークス社発売の中原淳一氏デザインの衣装に身をまとったスーパードルフィー(ボークス商品の人形名)が限定100体124200円発売された。本来は先着順に並んでた人に整理券を貰って2体まで購入とされていたのだが、発売開始に並んでいた順50人分の整理券をある1人の男がまとめて回収して人形購入に並んだ50人含めて自分が買うとしてきた。要するに人形を買うために並んでいた最初の50人まとめて人形買うから。??? 50人分の人形をあんた1人で買うつもり? それって何? そもそもなんでお前ひとりが50人の購入を代行する必要あるの? ってもし全部買うとしたら税込み12420000円なんですけど・・・本当にそんな金あんの?

転売であると。欲しくて買ったわけではなくて金が欲しかったから買ったわけです。50人の仲間たちとともに転売です。仲間を使って出来るだけ多く購入して売りさばくためには人は多く必要になりそれが50人だったわけ。何ともゲスいやり方だろうか。最初疑問に思うのは仲間たち50人で並んでいたのならば50人が金を持って一人一人買えばいいのに1人の男に購入をまとめさせた点である。50人分の代金を1人がまとめて払うから怪しがられるわけである。その答えだが、50人は今回の転売目的のために駆り出された雇われただけで転売仲間ではない。人形購入金を雇われ人に最初から渡してしまえば列に並んでいる途中から金だけをちょろまかして逃げてしまわれないように金は持たせず整理券だけ持たせた。整理券は今回の仕事の給料の引換券でもある。整理券50人分を確認できたとき、50人すべてに並んでくれたお礼にお金を渡した。

明らかに大掛かりな転売行為だったと言える。こんなことするのはまず中国人でしょう。その手口からして、なんだかせどり共は顔負けした感じです。そこまでして金稼ぎかよ。私もこういうのはよくしっている。コミケでの企業限定グッズの転売とか、コンサートチケットの転売とかニンテンドウスイッチのヤフオク転売とか。もうそんなのは聞き飽きたが今回のスーパードルフィーの転売行為にはこの私でも驚かされた。新年度間もなく、私は職場でこのことを話したのだが、「スーパードルフィン? イルカ?」と勝手に聞き間違えられて、なんて私はこれ程発音悪いんだと凹んだものだ。

今回の転売行為は店の責任だとか聞かれました。確かに並ばせておいて1人2体までと整理券配って並ばせといて1人に全部買わせるような行為は店員が「てめぇ1人2体だろ! 何勝手に100体買おうとしてるんだよ!! 2体買ったらてめえはとっと帰れ!!」でよかったはずです。こんな1人にすべてを買わせるのなんてコミケの大手でもまずやらないし、そんなことしては悪評が立つ。つまり高島屋は同人サークル以下なのです。商品ぜんぶ買占めとかは横山ノリぐらいで十分です(「横山典弘 ミスド」で検索)。けれども1人で全部人形買い占めて1200万円も何の躊躇もなく払う人間なんて私からしたら本職の方みたいで怖いです。明らかに普通の買い方ではないその人間。こんな奴に突っかかれば後でどんな嫌がらせを受けるかたまったもんではない。もし、この購入は無効ですと店員がいってきたらお礼参りがあると考えて、とにかく面倒になるから売り払ってしまい早く帰ってもらおうという心理は仕方がないかもしれません。

販売する会社も問題ではというのも聞かれました。でもボークスだろ(笑)。ボークスだもん、しょうがないじゃん。ボークスはやたら限定商品といって客に向けて「大幅に射幸心を煽る商売方法」は私みたいなドールをあまり知らなくてもよく知っています(自己矛盾?)。たくさん売れるんだからたくさん作ればいいのではというのはボークス側としては愚問なのでしょう。「たくさん作ったら限定の意味ないじゃん、せっかくの限定の人形の価値が落ちるじゃん、誰が再販するんだよ、再販したらプレ値にならないじゃん、何馬鹿なこと言っているんだ」。ン? プレ値? そうです、ボークスは自社の人形がプレ値で取引されていることに大変誇りに思っているフシがある気がしてならないのです。転売目的を黙認している気がしてならない。だから今回の転売騒動はとくに何とも思っていないでしょう。

転売について私は嫌っています。よくクソテンバイヤーといいます。しかし、そんなものは価値情緒説にすぎません。転売はマナー違反であり、ルール違反ではないと言えます。残念ながら転売を取り締まる法律は今の日本では未確定です。ていうか転売は罪になりません。ヤフオクアマゾンメルカリ本を「買う」ならブック○フというように個人からモノを売ることができる買い取ってくれる構造が社会にある以上、転売を取り締まるにはそれらのものを違法にして、なくさなければなりません。モノを買い取る際に店員が「お前これ転売目的だろ?」と客に言えますか? 転売という下心と純粋にいらなくなったものを売りたいという気持ちを果たして店員はいい当てられるでしょうか? 求められているサービスを悪用しているからといってそのサービスまでもが禁止せよとは包丁は人を殺すから販売するなという理屈と一緒になります。だから転売はやめろとは言えないのです。

たとえ転売だとしてもその商品を欲しい人がいるからには仕方ない部分もある。どんなにお金を払ってでも欲しいという気持ちに果たして悪いことだと言い切れるだろうか。うん、確かに正規の値段よりも高く売り出されているものを買うことは腹が立つけど承知の上です。私もプレ値でフィギュア買うからそういう気持ちもわかる。欲しい人にはどんなに倫理観が欠如している輩から買うにしてもそのモノが欲しいのです。この辺は個々の価値観の問題で議論は平行線でしょう。正規の値段以上の値段で買うことへの強欲さ浅ましさを非難するのであれば、金を多く積んで買うのは資本主義のはずです。資本主義、ひいてはお金というものを忌み嫌えばいいだけです。好きなものに金出して買うのは本人の自由です。その自由を奪おうとするのはお金を出せない貧乏人か社会主義者なのでしょうか?

正直私は中国の方ならばこの人形、買い占められてもいいと思います。日本の人形を中国の方がこれほどまでに欲してくれたのならば金儲けだろうと本望です。私は中国が好きだから中国の方に買ってもらって本当のところよかったです。これが小汚い日本人のおっさんとかだったらムカつきますが。今回の騒動となった人形を見ましたが白のノースリーブブラウスに紅色のフレアスカートと白のハイヒール。ああいうノスタルジックな洋装をした人形。どこか懐かしく温かみを感じさせ、あの頃の日本を思い出してしまうような気持がします。まるで昭和の息吹が吹き込んでくるようで、いまの社会の空気が息苦しく思えてくるならばこの人形。ドールは苦手な部類ですが、そんな息苦しい空気をなくしてくれる消臭剤として私も欲しかったかもしれません。