寄らば大樹の・・・どこか2

その日その日感じたことを書いていくみたいな。たまに変なこと書くときもあると思いますが馬鹿だなと思ってスルーして下さい。

ウマ娘に出てくる馬たちを語ってみるその1

ウマ娘とかいうアニメというか、俺だって競馬くらい少しは知ってるよ。昔の記憶だから間違い御免。このアニメに登場するウマ娘のモデルとなってる名馬を私の個人的な思いから語ります。このアニメに拘わらず、元ネタを知っておけばアニメがより楽しめますよ。改めて振り返る名馬に対する私の思いとは。

 

スペシャルウィーク

武豊が二十代のうちにダービー初制覇を遂げたときの馬。キングヘイローセイウンスカイとともに98年代の三強を形成する。有馬記念でのグラスワンダーとの鼻差4センチ(だっけ?)差の激闘は語り草。個人的には京都大賞典のドカ負けからの天皇賞秋の優勝は驚かされた。

サイレンススズカ

私が競馬を知って今に至るまでまずこの馬が好きだと必ず答える。この馬よりも前を走る馬なんてツインターボーぐらいしか思い浮かばない。私の中では特別な馬。多くは語ることもない。

トウカイテイオー

シンボリルドルフの最高傑作。二冠制覇後骨折して勝ったと思ったらまた骨折。一年後の有馬記念で天才田原を男泣きさせた。ドラマチックな馬。若駒ステークスパドックでは足元がグニャグニャさせながら歩く姿は印象深い。

ウオッカ

牝馬ながらダービーを制した不世出の名牝。東京コースで強く、マイルで大勝ちするなど距離適性が広いが中山みたいなコーナーがきつい場所では割引が必要。ウオッカの背中は数々の騎手達を魅了したという。

エアグルーヴ

ウオッカダイワスカーレットが現れるまで女傑といえばこの馬。直線で「エアか!!バブルか!!」という青嶋実況のもとバブルガムフェローを下して天皇賞秋を制した際に当時スーパー競馬の司会をしていた斉藤陽子が彼女を目標に頑張ると言わしめた。私は女傑といえばこの馬だと思う。思い入れが深い

エルコンドルパサー

サイレンススズカの次にくる好きな馬。欧州のクラシック距離のジーワンを勝ったのはこの馬のみで真の世界に誇る名馬。サンクルー大賞典制覇と凱旋門賞2着で年度代表馬は、スペシャルウィークグラスワンダーを差し置いて何事だと少々揉めた感。凱旋門賞を本気で勝ちに行くローテーションは今後の凱旋門賞挑戦の際に是非見習ってほしというもの。

オグリキャップ

この馬とハイセイコーを知らなければ、競馬を知らないまでもあまりにも無教養だろう。第二次競馬ブームの立役者。まさにスーパーホース。地方からやってきて中央の強豪馬を負かしてしまうサクセスストーリーはあの頃に競馬に興じていた人たちが私は羨ましく思える。

グラスワンダー

朝日杯をレコードで制して若くして怪物と目された。が、骨折で4歳の活躍は潰えたように思えたが、井崎がこの馬が勝つと予想した有馬で優勝。その後スペシャルウィークと対戦して一度も負けなかった。宝塚記念では直線スペシャルウィークを出し抜いた際のターフの吟遊詩人杉本清の「的場だ!!的場だ!! やっぱり恐かった的場!」は今でも印象に残る。

ゴールドシップ

最近の競馬史で特に好きな馬。愛情をこめてゴルシという。皐月賞のコーナーからのワープは今なお理解不能。気分屋で走る時と走らない時の差が激しい。横ノリで制した天皇賞春はあまりにもめちゃくちゃで面白いと思う。芦毛馬に不人気馬はいないと言われる通りファンの多かった馬ではないだろうか。

シンボリルドルフ

額の三日月マーキングを持つ皇帝。往年の大騎手である岡部幸雄が最も愛した馬。三冠馬としての風格はすさまじく、それゆえ秋の天皇賞を負けたことは競馬史の事件の一つ。その後は当たり前のようにJC、有馬を勝つ終わってみればやっぱり皇帝だと競馬ファンは思ったことだろう。

タイキシャトル

レースでは複勝率100%に表されるように安定した、かつ強い勝ち方でマイルの頂点に立つ。仏国ジャックルマロワ賞制覇は日本馬でも欧州の大レースを勝てるという希望を見出した。この馬がマイルで走る際に予想で◎をつけなければ変質者呼ばわりしたと思う。スプリンターズステークスで負けたのは岡部騎手が無駄に鞭を入れたせいで馬が怒って走らなかったと言われているが定かではない。

ダイワスカーレット

レースでは連対率100%。逃げ馬でコーナーで後続を引きつけて直線に向いたら上がり33秒という切れる差し追い込み馬並みの脚を使うまさに天才少女。桜花賞でのウオッカに対してのケツブロックは見もの。マイルから有馬記念を制するほどの体が柔らかく柔軟性が目に付く。ちなみに有馬ではこの馬とダイワメジャーの三連複で大笑いさせてもらった。

テイエムオペラオー

キタサンブラックが出るまでの間、総賞金獲得はギネスにも掲載される。秋古馬三冠を含めた00年全勝はまさしく世紀末覇王に相応しい。抜群の実績の割に人気はいまひとつで、オペのヤネ和田騎手は「なんで僕の馬は人気がないんですか?」と素で聞いてきた。勝つとしても地味な着差で勝ち方に華がない、人気の出る血統ではない、騎手が地味(失礼な言い方だが)、海外志向を感じさせない陣営などが人気の低さであろうか? 八冠を狙った01宝塚では岡部騎手の徹底マークでオペを勝たせない騎乗姿勢は私には当時疑問に思えた。

ナリタブライアン

私がブラウン管で初めて競馬を見たのはこの馬の菊花賞だった。あまりの強さに正直ドン引きしてたと思う。三冠馬の後に有馬制覇。もう敵なし状態の矢先に屈腱炎。そして低迷。そして伝説のジーツー阪神大賞典でのマヤノトップガンの死闘。素敵である。ちなみに適距離とはいいがたい1200m高松宮杯に出走表明した際に神様大川氏は「大久保さんの馬じゃない、山路さんの馬じゃない、ファンの馬だと。出て勝てばいいけど負けたら何言われるかわからないね」とその出走に疑問を呈した。

ヒシアマゾン

クリスタルカップの追い込みは語り草だろう。4歳時は重賞に複数勝利しても外国産馬ゆえにクラシックには出られない(当時は)と悲運の名牝。エリザベス女王杯で勝ち有馬ではナリブーに次いで2着とさすがだと。男勝りな牝馬というイメージ。もう少しスタートが上手ければ古馬ジーワン制覇もなしえただろうに。馬名からのイメージからアマゾネスを連想させてやはり男勝りの牝馬だなと。

フジキセキ

今では語るまでもなく大種牡馬サンデーサイレンス最初期の名馬。朝日杯、弥生賞と全勝でこれからクラシックという時に故障発生引退という幻の三冠馬。その後のサンデー旋風はこの馬が旗手となり競馬史を進むことになる。

マルゼンスキー

井崎の爺さんが「遊んで勝てる唯一の馬」と賞した。つまり適当に走っていても勝てると。マルゼンスキーは外国の現地で買った牝馬に宿されてその後日本で生まれた持ち込み馬。持ち込み馬は当時外国産馬扱いされてクラシックには出れなかった。中野騎手の「賞金もいらないし大外枠でもいいからダービーに出させてくれ」はあまりにも有名。いつも着差をつけて勝つ馬であり、底を見せず最後まで納得した強さを示せずに引退したあまりにも惜しい馬。

メジロマックイーン

名門メジロ牧場の筆頭格。息の長い活躍と安定したレース運びと天皇賞秋の大降着と何かとイメージが強い。三連覇をかけての天皇賞春はライスシャワーに負けるが、そのときの言い訳はゲートの隣にいた牝馬に集中できなくて負けたとのこと。ちなみに私が種牡馬時代のマックを牧場で見たが、草ばっかり食っててこっちを見てくれなかった・・・。

セイウンスカイ

横山ノリが語る思い出深い馬だとのこと。菊花賞ではスペシャルウィークを完璧且つ鮮やかに打ち負かしたレースぶりで実況の杉本氏は「あおぞらー、正に京都競馬場の上空ー」と綴る。古馬になってから活躍が鈍るが2000mの札幌記念では本来の逃げ戦法から差しという脚質変更でファレノプチスを破るのは見事。個人的に好きな馬の一頭。

ユキノビジン

あーあんまりこの馬のこと知らないからゴメン・・・。

ウイニングチケット

「ダービーを勝てるのならば騎手をやめてもいい」と語った柴田政人にダービーをプレゼントした馬・・・ぐらいしか印象がない。

タマモクロス

オグリを中央で最初に負かした名馬だが生まれた当初は評価が低くその活躍を見る前に生産牧場は倒産。晩成馬といえばこの馬を思い浮かべる。二戦続けてとオグリに先着するも有馬ではオグリに下される。その後のオグリの快進撃が始まる。臥薪嘗胆とか芽が出るまで見捨ててはいけないことをこの馬で学んだ気がする。

シーキングザパール

馬名の華やかさからよく印象に残っている。NHKマイルを軽快な脚捌きで制した印象からとても欧州の深い芝では脚が取られて惨敗するという私の予想を大外れにしたモーリス・ド・ギース賞制覇はタイキシャトルの時よりも感動した。その後は諸外国のレースを走らせる海外志向が強いローテに当時はワクワクさせてもらった。

マンハッタンカフェ

春のクラシックはお呼びでなく秋になり菊花賞と続けて有馬制覇という典型的上がり馬はマヤノトップガンと被る。その後天皇賞春を制してノリで行った凱旋門賞で惨敗引退。なんだかすごくもったいないことしたと思う。

トーセンジョーダン

7番人気あたりで勝ったんだっけ? 天皇賞秋にて、この馬で馬券を打ち砕かれたときに「何のジョーダンだよマイケルジョーダン」と叫んだら隣の爺共に笑われた思い出がある。オーナーがテレビで「ジーワンだったら天皇賞でもなんでも勝てれてよかった」とヘラヘラしてたのが印象悪い。ジェンティルドンナとこの馬の三連複的中となんだかんだお世話になったかも。

ハルウララ

・・・もう多くを語ることのほうがヤボですね。当時は長くからいる競馬ファンの間では不人気でしたけど・・・。弱いのになぜ人気なんだとかで・・・。

カワカミプリンセス

エリザベス女王杯降着の「本田シネ」といったウインズ浅草の親父は怖かった。清水成駿オークスでこの馬を本命にしたときは競馬最強の法則が「清水さん、JRAから狙われますよ」(その当時は清水氏の予想は神がかっていた)とかいう煽りだしたのが当時はウケた。

メジロライアン

「ライアン!ライアン!」とオグリのラストランで神様大川氏の応援がマイクに拾われた印象は鮮やかに残る。クラシックでどれか一つは勝てると言われながらも惜敗した際若き四位騎手が「俺が乗ってたらクラシックは勝てたっスよ」なんて記事に書かれてライアンの騎手横山ノリが激怒したという逸話がある(四位の発言は記者が勘違いした誤解である)。子のメジロブライトも父に似てクラシックで惜敗。そこまで似てなくてもである。

マチカネフクキタル

秋に強くなり菊花賞を制した際杉本氏が「京都のなんたらかんたらに福来るー」とか言ってたように馬名で印象深い。なんかいつの間にかいなくなって印象薄い。

ファインモーション

6連勝で怪物牝馬と謳われたことよりも有馬記念でかかって豊が手綱持っていかれて制御不能で負けた印象が強い。名牝だが気性が荒くそれでいてモロいというなんだか不器用な性格だなと。

スマートファルコン

中央の大きなレースに出走を渋り、格落ちした地方の交流重賞を荒らしまわるローテぶりは雑魚専という言葉は失礼だが馬に罪はないにしてもあまり好きになれなかった馬。それでも2011年のJBCクラシックでのトランセンド以下を下したレースぶりは鬼神のごとき強さとしてベストレースの一つに挙げておきたいほど。

ナリタタイシン

ウイニングチケットビワハヤヒデとともに三強の一角ぐらいしか印象がない。

エアシャカール

あの時キングジョージに挑んだことは大いに讃えられるべき。

ゴールドシチー

どんな馬だっけ?(ここにきてついにwikiに頼る)

スーパークリーク

武豊最初の恋人だっけ? もうキャプションつけるのがしんどい・・・

イナリワン

父のミルジョージの印象が強い。ゴメン。このあたりの馬はホントわからない。

ニシノフラワー

軽快なスピードで捲りたてる印象。しかしWikipediaの馬に関する記載はすげーな。

ビコーペガサス

ペガサスを尾行するの?

ヒシアケボノ

デカいんだよね、この馬。そんなネタぐらいしかよくわからない。

バンブーメモリー

私の中ではちょっと古くてわかりません。

マーベラスサンデー

何とかジーワンを勝ってる宝塚記念馬。有馬記念エアグルーヴの叩き合いを制して勝利かと思われた矢先に人参大好きごぼう抜きのシルクジャスティスに交わされ最後まで名脇役だったという印象。

ミホノブルボン

伝説の名伯楽、戸山調教師最後にして最高傑作と呼べる馬。才能不足をトレーニングで強くされた馬はこの馬以外に思い浮かばない。

スイープトウショウ

頑固で我儘なお嬢様。あの(?)池添騎手が手を焼いたことでも有名。アイルランドキネーン騎手は競馬雑誌サラブレにおいて「とてもお気に入りな馬」と語る。デュランダルと共に追い込みテロリスト池添の騎乗が冴えわたった馬と言える。

 

ちょっと疲れた。昔だったらいくらでも語れたのに、やっぱ競馬から離れるとだめね。年はとりたくないものだわさ。