寄らば大樹の・・・どこか2

その日その日感じたことを書いていくみたいな。たまに変なこと書くときもあると思いますが馬鹿だなと思ってスルーして下さい。

今更東方紅魔郷

Q 東方と聞いて何を思い浮かべる?
A 一般人→東方見聞録?
  一般人2→東方神起
  近代日本史通→東方会議
  仏教通→東方浄瑠璃医王
  競馬通→トーホウエンペラー
  私→ウェーイ(笑)

競馬好きで東方好きな人っている? いなければ、なんか自分が特殊性癖持ってるみてーじゃん。

はぁ?ウェーイに突っ込みを入れるなら、東方と聞いたらそれはもう東方Projectと第一に思い浮かべる。だいぶ前に使ってたパソコンが壊れ、東方ゲーのデータがパーになったのは辛酸をなめたが、硫酸をなめたほどではなく気を取り直して新たなパソコンに東方をインストール。そして東方プレイ。自分のSTG下手がさらに加速度的に下手になってたのに落胆した。今回はそんな東方下手がWindows版で初の作品である東方紅魔郷をプレイして懐かしさからこの作品についてかる〜く触れたいと考える。「別にいーよ、うぜぇから」と思っても無駄だ(うぜー)。なお、前出の通り私は東方ゲームはへたくそですので本ゲームのプレイ攻略などとは別のサイトで「東方 攻略」とググってください。あくまでも私なりのこの「紅魔郷」の感想自己満足報告。東方はSTGですが、敵の弾幕(攻撃)を避けるゲームという認識のほうがいいかもしれません。この点が私は新鮮に思えつつ、紅魔郷では今や二大巨頭人物である巫女の霊夢と魔法使い魔理沙を使ってそれぞれの敵の弾幕を避けつつ、ショットを放ち撃退していきます。おおよその概要はさすがに東方って何?えろげー?と思ってるニコニコ動画好きはいなそうなので、ここを見てる方はニコニコ動画を知ってるという前提で構えれていこうと思います(はぁ?)。
私は霊夢を自機に選びます。理由はショットが敵に当たりやすいから。しかし魔理沙のスペルカード(必殺技みたいなのとか説明いい?)の火力の高さからクリアー目的だけなら魔理沙を勧めます。
ゲームを始めて一面は暗闇のステージからボス、ルーミアが登場。そーなのかー(以下こんなノリ)。ルーミアの服装から正統派ロリ?であり、それに十字のポーズに「そーなのかー」。そして「食べてもいい人間?」との言動と姿のアンバランスさから、初見として結構印象強いんじゃないでしょうか。金髪ショートボブに赤いリボンというシンプルでありながら着飾ってない点が可愛く見えたりするのですが・・・。ルーミア弾幕はまず東方に慣れるためにその辺を意識してあるようで(ルナティックモードは除く)気負いなく立ち向かっていけるかと。ルーミアみたいな少女ってやっぱ外国にいるのか、もし近くにいたらヤバいです(キモ笑)。
あらすじである変な霧のせいで太陽の光が遮られて主人公たちのすむ幻想郷はおろか人里に影響するとまずくね?といって霊夢はこの異変解決に乗り込んでいく。魔理沙はただ興味本位で異変にちょっかい出してみる。二面は太陽が遮られてさむーくなって湖が凍ったステージ。ここで東方の顔ともいえるチルノが登場。チルノちゃーん。しかし、このチルノのスペルカードは初プレイでは手を焼きました。東方の弾幕避けというのを教えさせてもらったキャラです、チルノ。それなりに動きが速く、スペルカードもスピードある感が侮れません。しかし二面のボスなのか、弾幕はまだ薄いと思うのでコツをつかめばと。チルノは二次設定においても公式設定でも「バカ」ですが、私が初見したときはつり目と腕を組んだポーズとやや過剰的な自信ある言動からそれでバカだとは思い抱きませんでした。バカなほうが無邪気で可愛い演出ですが、私個人的には頭が切れるチルノもギャップ的に可愛いということで、是非チルノには頭よくなってもらいたいです(笑)。それとチルノテーマ曲「おてんば恋娘」はまるで音楽を聴かせるためにゲームをさせているように思えるほど、ただのBGNだとは思えません。そう思ってしまうから東方の音楽は好きですね。
三面。私は三面のステージの背景がいまいちよくわからないんです。そんなことよりここは紅美鈴の舞台。私は通称「くれないみすず」と言ってます。彼女は今回の異変の張本人が住んでいる紅魔館の門番をしているそんな紅美鈴のスペルカードは七色でとても綺麗です。雨のように上から落ちてくる弾幕は当たり判定とはなんなのかをよく知ることができるのでは。中華風の恰好をした脚が色っぽい衣装も武闘家的であり、フリル衣装で乙女チックを強調されてるかのような他の東方キャラよりはどことなく「骨がある女」という印象を受けます。かわいらしさよりはたくましさに女性的な美しさが見えてくるキャラだと。また、主人公と対戦して負けた時に言う「すいません、お嬢様」という腰の低さを出すセリフが意外と常識人じゃね?と思いました。なんか紅魔郷感想のはずがキャラについての御託になってきたな・・・。
四面は紅魔館の図書館がステージ。ここでは図書館という場面設定ですが先の見えないミステリアスな空気と怪しさが難易度の急激な変化を印象付けてる感がします。やはりSTGは避け方をパターン化しないとダメなんだとこの面で教えてもらいました。道中は長いにしろ、点は稼げるのでそれで残機を増やすのは・・・まあそう(攻略プレイについては言及避ける)。ここのボスのパチュリーについてですが、スペルカード名や○○を操る程度の能力などに関して大変深い設定がされていると思いました。中世の錬金術や召喚士の元ネタを知ってこそ意味が分かってくるものです。東方にはそうしたある種教養的な部分があるから侮れない。パチュリーはゲームではいかにも製作者の色というのがよく出たキャラだと。それはぷにっとした丸みをおびた顔つき。それがいいか悪いかは個々の判断ですが、私はこの絵の特徴から東方が好きな理由の一つです。パチュリーは博識あふれる魔法使いでも、喘息持ちという弱点がある完璧すぎない点がつかみどころがあり、なおかつゲームで落ち着いた物腰であるセリフが印象的。東方作品の中でスペルカード≒魔法だと私が最初に抱いていたイメージを見事に具現化したキャラでもあります。今でもスペルカードは魔法であるというほうが私的にかっこいいと思うのですが・・・。
御免もとい五面。なんか説明とか意味不明かも。ここでは紅魔館のメイド長の十六夜咲夜が登場。瀟洒という言葉はこのキャラが教えてくれました。なんか咲夜さんってキャリアウーマンみたいだよね。企業にいたら絶対出世してるよ。そんな咲夜さんですがナイフを飛ばしてくる様は実にしっくりきてます。弾幕ナイフを波状攻的に飛ばしてきて危なっかしいです。あと時間を止め、かつ、飛ばすナイフの方向を変えるスペルカード。テーマ曲「月時計」の音楽演出も相まって、まるで時間に追い詰められているかのように刻々と時計の針を刻んでいく音に神経を尖らせながら緊迫感を煽り立て、プレイヤーのテンションをあげているかようです。月時計の音楽に煽られないことが攻略のカギなんて思うのは私だけ?落ち着いてナイフの弾道を予知するという対策を取ってます。しかし、咲夜さんっていろいろイジれるところあるのがよい。すぐれた長所と可愛い短所がグー(なんなのかは・・・)。あと咲夜さんのゲームでの立ち絵において、太ももところに隠しナイフを忍ばせてい点。太ももという性的な部分にキラりと光るナイフのコラボがエロス。太ももに目がいってしまい無防備な様を晒しているなぁと思ったらそこにナイフが!男の油断は一瞬肝を冷やすでしょう。そんなシチュエーションを考えればエロい。私の性癖って変だと思いますか?
最後の面。ついに異変の張本人があらわれる。私は最初から誰なのか知ってましたけど、ゲームではさすがにカリスマというか恐ろしさが伺えました。レミリア・スカーレット。主人公に対するその気高きセリフも次のセリフに驚かされました。
「本気で殺すわよ」
ほんとに怖かったです、マジで。このセリフは東方作品を通してこれを上回るインパクトあるセリフが思い浮かびません。いわゆる名言。言葉遣いは倫理的によろしくありませんが、気高くふるまうも背伸びしたようでもあり、それにまだ幼い容姿に気が緩んでしまうところに垣間見た恐怖。こんなセリフを後に残しておくなんて残酷さが絵になってしまうのは致し方ないほどの存在であると初見ではそう映りました。それ故、なんだか二次創作では「うー☆」といいながらしてるのを見ると情けなくて涙が出てくる。これ自体は否定しないけど。でも吸血鬼というドラキュラ伝説をモチーフにしたキャラとして見ておきたいので、東方屈指のギャップ萌えの対象とされたのはなんとも・・・面白さを発見できたりするのが二次創作のよいところだったりしますが。レミリアのテーマ曲「亡き王女の為のセプテット」なんですが、最初ゲームで聞いたときビビる。ベートベン「ピアノソナタ第8番」の第3楽章に序奏を髣髴させるメロディーにZUN氏がクラシックにも精通しているだろうとしたことに「なんでこんなに教養深い人なんだろう」となんか嫉妬した。このレミリアのテーマ曲は七重奏ではないのにセプティトという曲名であり、おそらくセプティトという語感のよく響く言葉を使う通俗的さが見て取れる。重苦しい音楽でなく、ジャズ的ノリを加えている曲らしいが、セプテットと題打つならば曲構成に当たって七重奏らしさを出してほしかった、雰囲気とかではなく。まぁ、そんなのは個人の良しあしなので、それでも音楽とレミリア弾幕攻撃と見事に不気味で美しい赤い月夜のイメージとすべてが噛み合わさりプレイでは燃えます。これで何の感想も抱かずに東方の魅力を少しだけでも理解できなかったのなら、首をかしげてしまうかも。
これでゲームは終わらず隠し面的なエキストラステージがあります。ノーマルモードでノーコンテニューでクリアするのがどれほど辛いか・・・
エキストラステージでは新しい魔法を覚えたパチュリーが賢者の石なる鬼畜すぎるスペルカード使ってきます。アレやばいです(笑)。それもさておき、道中曲の「魔法少女達の百年祭」は私が最も好きな曲の一つです。何故か? かねてよりシンセサイザー的音感に中華的気風を取り入れた斬新さが(サビと終盤の調が変わる箇所)じつにフレーズとして伝わってくるものがあり・・・(以下略)。
ここで登場する妹様ことフランドールスカーレットはレミリアの妹。もはや説明の不要がないくらいなキャラで厨二的要素もあるかも(わしは別にいいが)。すべてを破壊する能力とか可愛い顔しやがって気がふれてるという設定みたいなのが恐い。二次創作でもレミリアは崩せる、が、フランはそういった外見可愛くはあっても内面の狂気的要素とかは崩せてはこないでしょう。ある意味カリスマだと思ってます。フランのテーマ曲「U.N.オーエンは彼女なのか?」もそんなフランの恐ろしさをシナジー効果に仕立ててますが、私はこの曲が好きではありません。東方原曲の中でも屈指の人気と知名度を誇るにしてもその曲の不調和音みたいなのに「精神病的な曲」と。それは曲自体の個性であり、ただ単にそれが私には苦手だということでただそれだけ。露骨なことを言えば、人気ある曲をあえて私は逆の立場をとることを伝えて見たかっただけですのであしからず。フランドールのスペルカード、というか強さは他の東方シリーズの中でも難易度が高いものだと。私は紅魔郷のゲームでのアタリ判定が厳しさがその原因だと思ってます。それと「あなたがコンティニューできないのさ!」とフラン登場時にこういったセリフがありますが、EXステージは総じてコンテニューできません。フランの言うとおりです。 その前のセリフのコインいっこで遊んでくれる(闘ってあげる)というセリフはゲーセンでコイン一回だけのプレーしかできない、いわゆるコンテニューできないとかけてあるのです。だ・か・らすげームズい。コレクリアできる人は「ああ、この人おかしな人なんだな」と。
特に鬼スペルが・・・強いというか、スペルカード名称の意味がこっていると感じる。作者の学識の高さを示しているようだ。説明がダレてきたのでこちらを見て↓
toho-motoneta.net
フランドール・スカーレットはなかなかというか東方全キャラで五指の指に入るほどの強いキャラであり(強さ的なものは総合的に判断すると四季映姫・ヤマザナドゥが一番なのかと)ますが、ゲームの流れで一つ気になった点がありました。なんとかフランに勝つことができると霊夢or魔理沙とフランの会話画面があるのですが、そこでのフランの描写がスペルカード合戦に負けたからなのか・・・
フランは伏目がちになり、真紅の服が破れて、腕や肩が露出して描かれているのですが、その姿をみた私なんかは、「あぁ、作者はロリ気質があるんだなぁ・・・」と感じてしまった。
服が破れて肌を見せる幼い少女というのは深層心理学的には、少女の弱さが前面に出されているわけで、そんな姿から傷つけられた少女を守ってあげたいという優しさが(保護欲や庇護欲を伴った疑似恋愛的な好意や愛着、もしくは純粋な好意や愛着、フェティシズムや属性に関わる嗜好や傾倒)出てくる。その面からのか弱い少女の少女愛の存在を享受するものであり、美的かつロマンティックな見解を示しているのではと。少女愛を何らかの意味で肯定的にとらえようとするならば、作者はキャラの可愛らしさを引き出すために「服が破れて肩が見えるフラン」を思いついたのではと。
ことわっておく。私から言い出したことではあるが、ロリ=犯罪とは断じて捉えない。そうやってなんでも社会的偏見に反論するのも疲れるから、これらは動物を愛撫でるソレと言っておく。原作者の「ロリ」とは性的興奮のニュアンスを含まず、性的な要素が濃厚すぎるものは「東方原作」の範疇からは外れているのだと私は断言する。純粋エロティシズムなぞ使わず、柔らかく丸みをおびた原作キャラ、フリルがふんだんに取り合わせるキャラの服装を見ても、それこそが東方の「萌え」であり、細かい設定でキャラを引き立たせ、それが可愛げがある要素にとなり性に頼らない愛らしいさを表現する。そんな作者の印象を私は「ロリ気質」と呼んだだけで、何もロリコンキモイというのではない。
さてと。久々に自己満足でぐたぐた言ってきました。これが私の東方の印象の一部です。「長々と意味不明なんだよ」という印象大。というか、東方紅魔郷を言語で表現することは意外と難しく言葉を持て余した。面食らった。何が何だかわかんねーんだよ、東方厨というのならばこちらの動画の視聴をお勧めしますYO!↓




見どころは1:17の霊夢。動きかっけーなおいっ(笑)
紅白の巫女風なのが霊夢。ほうきに乗ってる白黒が魔理沙。それを迎え撃つ1:07あたりに登場するのがレミリア・スカーレット。1:15あたりでナイフを投げてくるのが十六夜咲夜。・・・いちおう説明。


これが今回の元ネタ。とういうか買え。