寄らば大樹の・・・どこか2

その日その日感じたことを書いていくみたいな。たまに変なこと書くときもあると思いますが馬鹿だなと思ってスルーして下さい。

ひさしぶりに東京の空気に触れる

ということで東京へ行きました。TXはダイヤが通常通りになりつつありますが、エスカレータが停止しているのを見て余波は当然ながらあると認識した次第。しかし駅にいる人々の顔は何事もないかのように写る。そういう人間観察をしてしまうあたり、私はまだまだ気にしてることがある。
桜を見に東京。でもたいてい桜の時期はもわぁ〜ん(?)と暖かいものだがなんだこりゃ、寒い。TX暖房入れてない。うん、それでいいんだ。久しぶりに常磐線に乗りたくなって北千住駅で乗り換え。学生の頃はよくお世話になった常磐線。上野で降りたら寒い。とりあえずそば食う。そんで国立西洋美術館へ。なにを見たかは今はこちら。



昨日これ見に行くっていいました。レンブラントは画家としてよりも版画家として言ってしまう方がいいかもしれません。だって見に行ったらエッチングがたくさんあってびっくりしたよー。さすがに「夜警」は持ち出せんわな。レンブラントの絵画は絵の質感の違いを効果的なハイライトの配置で描かれているけど、版画でもそれをやっちゃうところが凄い。和紙印刷版画は極めて重要な革新性がある技法とか、なんていうか・・・その、私は見てわかったようなフリしてる感じですので・・・とにかくドライポイントという技法で作られたキリストをテーマにした版画は絶対よーく見ておくように(最後の展示コーナーです)。そして私はレンブラントの版画作品が描かれてあるポストカードを買いました。気に入ったやつがあったら買っとけよ(何様)。
上野の桜を見る。去年とは気温の低さがそうさせるのか、体で体感しても視覚でみても桜がパッとしていない。抽象的かな、つまりまだまだだということ。それでも桜は咲いている。咲いているからには綺麗だ。何故か上野の桜は見ほれてしまう。別に他の地域の桜が劣るのでなく、単に上野の桜が好きなのです。吉野の桜とか見たらそれはそれで浮気するかも(笑)。小松宮彰仁親王像の手前かな。その桜の枝に猫が何匹描いてみんな微笑ましそうに見たり、撮ったりしてた。要するに可愛かった。パンダのこと忘れてた。上野動物園へ向かうお子さん連れてを見たら何気ない休日の風景だった。その光景はやっぱり今は平和なのかな。「今は」と思ってしまうところにまだ不安はあるんですけど、まぁ。
そのあと何処行ったの? そうだね、秋葉原だね。なんやー若者多いのう、若くて羨ましいのう。とらでCD買いました。何の? 例のやつ。あといい加減うちの豆電球使う懐中電灯は明るくないし、この際LEDのあっかるいの買いました(帰って家で使ってみたらまぶしすぎて吹いた)。
ひさしぶりに東京方面いったけどなんか平和だったね。今日はそれを見て平和な日々に参加できてよかったかも。それでもまだ震災前の生活は当分先になってくると思う。原発は実は国家が総力をあげて取り組むべきだった。それが当初は出来なかったこが悔しい。覆水盆に返らず。こぼれた水は放射能の水でもあるし、私にはなんとかという思いで今後の作業を見守るしかできないし、なんだかんだ日常に戻ろうとしてもまだ災害は終わっていないという認識はなくならないのが昨日のブログとの矛盾だった。だから東京で気が晴れても、このことは現実問題として常に意識しておかないといけないと思うんです。