寄らば大樹の・・・どこか2

その日その日感じたことを書いていくみたいな。たまに変なこと書くときもあると思いますが馬鹿だなと思ってスルーして下さい。

日本の就職暗すぎる

今日の午前中にNHKの番組。尾瀬ヶ原ルーマニアの教会とさすがはNHK。映像編集など民放の上をいく。映像の世紀なんかでもそうだし、こんな映像を見るために受信料を払わないと。
そんな風に思いながらで、次に流れた番組は30代の厳しい就職事情を紹介してたが、これが暗い。いや、確かに今のコレ系の話題は暗い。テレビをとめようとしたが見てしまった。この番組、どうも仕事で悩みを持つ人とゲストの傷の舐め合いみたく思えて、見る方からすると「ああ大変なんだなぁ」それだけで終わってしまう。同情よりもっと怒りを誘発させた方がいい。具体的な解決策をゲストから聞かれることがなかったのが残念。ただ、現在の就職に対する問題を印象づけるには及第点。ゲストの人はこの問題に同情してるように企業もこのことに気を配ったらどうなんだ。今度は企業に「就職難ですがあなた達はどう捉えてますか?」とか「30代は面接で落とされるのは何故だと思いますか?」「仕事で鬱になるようなことをあなた達企業は他人事のように思われてないでしょうか?」マスコミは聞いてみたらいい。どうもこの問題では企業が表立って批判はされていない。企業はもう明日の利益ばかりしか目に見えなくて、この問題に真剣に取り組んでいけと言いたいところだ。しかし、求職者、労働者の言い分ばかり受け入れられない企業の言い分もあるだろう。なんなのかはいろいろある。それにしてもやりきれない。
繰り返す。それにしても暗い。私は釣りバカ日誌に出てくるハマちゃんに憧れる。あの映画のような仕事ぶりならば誰も鬱にならないだろう。ハマちゃんにならなくても、仕事は趣味を楽しむためにしばしの辛抱。辛抱したら趣味を存分に楽しむ。そういう考えはどうだろうか。日本人は勤勉だ。戦前戦後常にアジアの一等国であり、G7で唯一黄色人種でありながら参加できたのだ。働くことが日本人だったはずが、今は働けなくなった。それにその働くのでさえ苦痛になりだすのは日本人が仕事好きじゃなくなったのではなく、社会が誰も知らないうちに勝手気ままに変わりだしてそのギャップについていけないのだと思う。
そうだと言える自信はない。けど、そうだとしたらなんでこうなったのだろうか。私は就職事情なんかははてなのブックマークされてるような記事や掲示板を見て回っていたことがあったが、たくさんの意見がありすぎて「だったらどうしろと」。これまた抽象的なことしか言えない私は今の日本は寛容さがない。20世紀とは違い時代も進んで社会も多様化している。それ故に今までなかった問題も生じてくる。今多様化した社会に応じるためには誰しもが異なる価値観を寛容な姿勢で受け止め問題に対しては既存の考えを貫くのではなくたまに一歩引いてみることもいいのではないか。就職難であるのは時代が変わりつつあるからであり仕方がない。だったら私たちも少しは変わっていかなくてどうするんだと。