寄らば大樹の・・・どこか2

その日その日感じたことを書いていくみたいな。たまに変なこと書くときもあると思いますが馬鹿だなと思ってスルーして下さい。

るるちゃんの自殺配信を聴いてみて

 

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この曲を作ったのもアニメPV作ったほうもよくやったと私は思う。

かつては自殺に対する知識が乏しく、その、人が人の命を絶つことの理解が出来なかった。それは私の幼いころに記憶に親類が命を絶ったことに由来する。そのうち自殺とは助けて欲しいのに誰も助けようとしないから死ぬものだとわかった(これ以上は何故か手が震えて書けない。なんだこれ)。

自殺者の気持ちをわかろうとしない大人が社会に出ていることに対して私は悲しく思う。以前もブログで書いたと思うが自身事故で死ぬ人間に対して周りからは迷惑だとかそういう言葉を目にすると人の気持ちの分かり合えなさに慟哭する。よく都合がいい話が出てきて嘘くせとは思うが昔会社の誰かから聞いたことがある。ドイツでは通勤途中の人が電車に轢かれて死んだ人に対してまず「どうして死んでしまったんだ!?」とこう驚いて口にするらしい。それも周り全員だそうだ。間違っても「なんて迷惑なことしたんだ」とは口が裂けても心が裂けても思わないという。ドイツでは死んだ人に対して悲しみと暗い時を周囲と共有して今亡くなった人に対して哀悼の意をささげる。その後何気なく日常の針が動き始めても家に帰れば今日のことを家族と話し、何か悲しいこと苦しいことはないか今幸せだろうかと語り、最後に死んではいけないとその日の日常に帳を下ろす。

そんなドイツの人が日本に来て自身事故で迷惑だとかと舌打ちする日本人にドン引きしたそうな。いくら他人とはいえ仕事で忙しいとはいえ人の命がこの瞬間なくなったことを考えれば人の命と他人の事情どちらを感情的に優先するかなど当然人の命のほうだと思っていたふしがありその、日本に幻滅したそうな(これは日本をあえて下げた言い方にしている考えて欲しいからあえて)。そのドイツ人だけがすべての総意であるとは露とも思わないが、私は迷惑だと思う個人の事情よりも人の命のほうを尊重するほうでありたい。ありたいではなくそうだ。昔人身事故で舌打ちした奴に殴りかかろうとしたが、間一髪理性が働いて隣の車両にうつれたが今でも思い出すと殺してやりたいと思う。

中央線に飛び込んではた迷惑な奴だと言われて…

歌詞でもある通りはた迷惑なんてそんなこと自殺するほうもわかっている。そのはた迷惑なことしてまで死んだ意味を理解しようとしない軽薄な大人が簡単に人を虐げ言葉で傷つけて線路にマグロをうちあげる。Twitterで迷惑だとか死ぬなら他所でやれとかいう人間にはこの歌詞は理解できないだろうししてほしくもないが、どうせ出来ないだろうかそんな人間は。自殺者を追い詰める元凶はそうした何も知ろうしないただ食って寝て働いて自分だけ楽しむだけのむしろお前こそ死ねと言わんばかりの愚かな人間だと私は綴る。この手の死に方は精神疾患が顕著に表れている。自殺した人間を批判するのは暗に障碍者の差別につながる。むやみに自殺者を貶めてはいない。私は精神病だしこの曲を作った人も精神病と公表している。そういう病気にならないと見えない世界だってある。もしかしたらこの曲を理解するには普通の人では難しいと思っているが、だからこそ理解してほしい。障碍のことも自殺のことも。

それとこの歌の歌詞は自殺しようとしている少女の気持ちを記していることは明白であるが、その意図は自殺するのはやめてというメッセージではなくて、自殺したいという気持ちに寄り添ってほしいということでもなくて、私に言わせればこれは社会に対する復讐だと思う。自殺したのは社会を含めたお前らのせいだ、何にも理解しないてめえらのせいだ、何故自殺したのかてめえが私を殺したんだというそんな気持ちしか私には「残念」ながら読み取れなかった。おそらく解釈は間違っていることは承知。歌詞にある

少女はさっさと死んじゃった

とは当てこすりである。

屋根の上の猫たちと頭悪い人間見下して

とは軽蔑のと憎悪である。

これらの言葉を歌詞にするのはなんていうか自殺はいけないんだよと言う風に捉えることができない。あまりにも喧嘩腰だから。サビAでの中央線に飛び込んでの声の出し方はこれまでの恨みをぶつけている気がする。たぶん歌詞を書いた人の素の気持ちであり、てめえらが何とかしないから中央線に飛び込んではた迷惑になことになったんだと。そしてその皮肉をぶつけるように少女はさっさと死んじゃったと明るく声を張り上げ歌う術はどうやっても恨みとしか思えないし自殺駄目だよと言ううわべで取り繕うものではない気がする。そもそもうわべでしか接してくれないから本質を見抜けない哀れな人間しかいないから自殺すんだと。そういうのが感じられるのが反抗期じゃないのよママ聞いてという歌詞。なかなかこじれているというわけ。そして自殺したことに迷惑だとか意味わからないと悪態つく人間に対してFBIに聞いたって分かんないと例えて吐き捨てている。そう簡単に解釈すると自殺者の心情をよくわかっていると。つまり自殺に対してそれをわかろうとしない愚かな人間に対して敵意を向けた歌であると。これを聴いて自殺が思いとどまるようならば万々歳だが私みたいな解釈だと戦意高揚の軍歌にしか聞こえずことのほか自殺が捗りる気がしてとても怖い。現にこの曲で私の人生が認められないから死んで迷惑かけて恨みハラスと正直今こんな心境だからこんなくっそ長々御託垂れているわけだ。このバンドが大好きだった女子高生が電車で自殺配信したのはそう思いたくないんだがこの曲のせいだと臍を噛むのだ。あと、歌詞の街のBluetoothが私を壊したとあるがなぜBluetoothなのかこれだけがどうしてもわからない。周りの無神経な人間関係という名の有害な情報が己の精神を砕いたという解釈なのかいまいちピンと来ない。

最初この曲を聴いたときクセがある歌い方はほかの曲にもあるので真似されたようなデジャブを感じてそう気に留めることはなかったが何回か聴いているうちに、アニメPVがよかったのか、それで注意深く聴いてみたら歌詞に歌を乗せるのがとてもうまいと感じた。やっぱり自殺者の恨みつらみをよく理解している。自殺者は何も悲しくて死んでいるのではない。怒りに満ちて死んでいる場合もある。怒りという、そんな自殺者の気持ちが歌になった、なんだかとても気色悪くても自殺者に対して否定的な人にぶつけていい名曲ではないかと無理やり長文にして伝えて見たかった。それと神聖かまってちゃんは個性があって面白いバンドだと思います。進撃の巨人のseason2のEDはエルディア帝国の昔の歴史が陰惨で薄気味悪くも、それでいて寓話的な中にどこか叙情的で歴史の事実をつぶさに感じ取られる一幕に一役買っているそんな夕暮れの鳥はあの進撃のEDによくマッチしている。マッチしていっるっ!