私「あれ、この例大祭何回目だっけ？」 ○○さん「13回ですよ」

その、自分でも何回目になるのかわからなかった博麗神社例大祭 *1に行ってきた。とりあえず行ってきたんだから、その、あの、その・・・。

博麗神社例大祭は事前にカタログを購入しなければ参加できない。そのカタログがこれ↓

当日でも開催場所である東京ビックサイトにてカタログは購入できる。しかしそれでは、かなり並ばないといけない。入場に並んでカタログに並ぶ。二重に並ばないといけないのならば、事前にカタログを購入したほうが絶対いいし、それに頒布物を手に入れるための時間ロスが減る。本来ならば私は当日購入でもよかったけど、やっぱ並んだりするのがメタクソ嫌いなタチなので二週間前にアキバとらのあなで購入した。思えば昔は、名前だすのもいかがわしくなったホワイ○キャン○スで例大祭カタログ買っていたけど・・・久々にアキバのホ○キャ○いったけど、だーれもいない私以外に。「ああ、この店は死んだな」と思い、悲しい気持ちになった。あんな事件がなければよかったのに、今はそのことに対する情などない*2。

自宅から会場についたのは11時5分。その前にゆりかもめで移動中にちょっといい感じの女性がいた。フリル袖ボートネックTシャツは今風でもどことなく古臭いカーディガンはちょっと汚れいてるのか、フレアスカートがしわがついてるのはいただけない。私の統計からして下賤なことをいうと、ナンパしてアレやれる経験ない地方の可愛い子さんです。ナンパしてやろうかと思ったけど、*3俺もいい加減いい大人なのでやめた。ていうか、今回の例大祭で印象に残っているのがゆりかもめであったこの女の子。てめえ例大祭馬鹿にしているなと思われたいのであえて言ってみる。

会場に入り東館と西館の連絡通路(通称ゴキブリホイホイ)で並んで待ってたけど、日差しがまぶしくて暑かった。ていうか、なんだか若い人が多すぎ。それも20代ではなく、明らかに中高生とかじゃねーの。しかも私の前に並んでた女の子は小学生くらいの身長。これはあれだ。ここに私がいることは、子供だらけの市民プールに一人だけおっさんが紛れている何やら犯罪臭漂うアレなのと同意語なのかもしれない。正直恥ずかしくて、早く列動けと焦れていた。10時半開会の35分後の11時5分ごろにならんで列が動いたのは17分ちょっとすぎ。会場入口でカタログを手で上に掲げながら入る。私はアレがどうも恥ずかしい。なんかみんな同じ行動取ってるから、それと同じ行動取ることが単に嫌なのです。あれは、はたから見ると集団催眠みたいですね。そんなことはどうでもよく、今回はかなり早い時間内で会場に入れました。昔の例大祭は開会直後に並んでも１時間半待ちとかざらでした。

何をどこに行くのかは前日に頭の中に記憶してあります。サークルさんいる場所、スペース番号すべて記憶しているので会場案内図とかメモとか私には不要。そして、今回は差し入れ渡すくらいだから今すぐ行くことないだろうと企業ブースみてたらグリフォン *4がバカみたいな値段でフィギュア売っていて吹飯もの。フィギュア一体3500円はないだろー。ふつうは一万前後で売っていただろう今まで。今回は何事と問い詰めてやりたい、けどやめた。何でこんなに安いの？在庫処分？開き直っているの？何処とは言わないけどアキバのどっかでは東方の中古フィギュアを法外な値段で提示してある店があるけどあんなもん金ある私でも買わねーよ。だからこのグリフォンのブースにはガキどもがずらずらと並んでた。そりゃこんな激安じゃ買いたくるよな。私も欲しいフィギュアがあったけど、会場限定カラーでなくて既定の原作東方キャラの色と同じやつだせよと思う。キャラの色が違うとイメージ損なうんじゃワレ。45分ぐらい並んで幸い欲しいフィギュア買えたけど・・・。

これは1500円。私「もうここにあるだけしか(フィギュア)ないんですか？」店員「はいっー申し訳ありませんっ!」。

私が買えたころはキャプテンムラサ(村紗水蜜。東方星蓮船4ボス)5体ぐらいとこの霊夢4体ぐらいしかなかった。もう少し遅ければ並んでいたのがパーになってた。てか一人3体も買うんだもん。ガキがどこにそんな金あるねん。同じフィギュアでもキューズQは・・・古明地こいしが残っていた。アリス*5とフランのフィギュアは12時前には完売。なんかキューズQの袋もった人多かったけど、紙袋の大きさからフィギュア3体ぐらい買ってったね。１万以上するのに・・・これで最近の若者は金使わないとか言っているんだもんな、どっかの野郎は。くやしいから(？)キューズQでも古明地こいしのフィギュア12500円買った。品物受け取ったとき。うわー持ち運びがさばるー。

そのあとサークルさんへ挨拶巡り。個人的なことなのであまり言及しませんが、差し入れは図書カード、商品券、当たり車券(マジです)とかを渡してきた。そうすると新刊タダで私に差し上げようとするから、「それは何が正しいかあやふやにするだけですから」と丁重にお断りしてお金はちゃんと払って頒布は頂きました。あと、色紙をプレゼントしてもらったりもした。色紙っていいよね。スケブとかもそうだけど、たった一つの品を自分一人が持っているという優越感みたいなのが私は好き。色紙はこういう場所で頂くモノの中ではどんな品物よりも一番だといえると私は思う。

それにしても若い人が多い。そもそも若い人というのが会場の様子の時にも語ったように20代とかじゃなく中高生ばっかり。なんていうか、その顔つきとか雰囲気とか体に身にまとっている品とかをパッと見てると、これは若い人だなと私の頭がそういう感じを受けさせる。元来、東方というのは若い人の趣味になってきたというのは断言する。そこには私みたいな30代は、厳しいことをいうなれば邪魔な存在でしかないという。むろんどの世代にも愛されるのが好ましく、融通無碍に対処するものだが、もし私が若い人から「お前は年寄りで邪魔だから東方から出て行け」と言われれば喜んで東方から手を引く。老害はそのしがらみから離れられないから醜く唾棄すべき人間なのだから当然として受け止めねばならない。別に「博麗大結界について1000文字以上で述べよ」とか知識は必要でない。原作をプレーしなくてもいいいし、むしろするな。小学生から中学高校生が、東方がただ音楽が創作がキャラがいいという単純な理由だけでどんどん好きになってほしい。そんで30過ぎたら東方の趣味は若者に譲らねばならない。冨野のハ○*6が言うように「大人になったらアニメなんかさっさと忘れろ」というのは、いつまでも若者の感性を持ち続けると大人になっても若者のままであり続け、大人としての社会生活が幼稚化して、真の大人の品格、教養が身につかなくなるから言っているのだと思う。大人には大人の教養が必要となり、それが冨野のいう文芸、演劇、物語とか、古典文学、海外著書とかをこれまでの若者の趣味から大人になったらこういう学問に趣味を移行してこそ真の趣味を全うした人間といえるし、立派になれるというわけだろうか。私は冨野のハ○親父の言い分は本当に感心する。

まあそれなのに若者の感性「東方」に参加しているんだから私の言っていることはダブルスタンダード。だから説得力もないし、聞き流してください。

いろいろ見てきた。サークルとして出てるからには、やはりみんな絵がうまいんだよな。私の絵は他人の空真似のうえにアナログで描いている。そんなサークルさん方の絵に私はとてもかなわない。私ももう少し絵の勉強とかすけばいいけど、それはなんの利益にもならないからやらない。資格とかの勉強は自分の稼ぎや転ばぬ先の杖として利用できるけど、絵がうまくなっても私はそれを生かせないことは断じていえる。だから絵はうまくならなくてもいいし、ちやほやされたくて絵がうまくなりたいとも思わない。すべては自分が金が稼げるかそうでないか。歴史の趣味もやめた。あれはただのオナニー。歴史学者になりたい人が歴史を学ぶ。私はサラリーマンとして活躍しよう。だから語学を学ぶ。語学は世界を広げる。わたしに有益だ。だから学ぶ。絵は残念ながら世界を広げられない。絵に対しては最低限にこんなイベントとかで交流とかしていればいいだろう。絵はうまくなくても適当に描いているだけでいい。

むじん速報 : 【画像多い注意】東方の美しいキャラの画像をください【画像でかい注意】
それでもこういう絵を描きたいとは常々思うし、無いものねだりの子守歌。

いろいろグッズとか買った。

私の持ってるスマホにサイズはぴったりだったが、すこし厚みが足らなくて、挟んでみると幾分窮屈だった。しかし、カバーとしては使えるし、ものすごく自己主張できると思う。これを会社で使うその嬉しさ、喜び？また気が狂っているいとか、お前みたいなキモオタがいるからとかロリコン犯罪者とか言われるだろう。俺はどうせバカだからほっといてクレヨン。

このキャラが好きな人は得てしてロリコンであると私は思う。

これくらいのタペストリーなら私のディスクに掲げてもいいかな？だから会社の仕事と趣味と公私混同。それ以上に仕事をなめているその態度を何とかしろ、だと。でもなんでこんな奴が会社でも働いていけるんだから世の中って面白いと思う。台所あたりに飾っておくことにした。

これ、持って帰るのがクッソ重かった。額が立派過ぎるんだな。これをもって電車に乗ったとき、「なんてものを持っているんだと」我に返る。おかげで今なお肩や首が痛い。それにどこに飾っておくか不明、謎。まさかタンスの肥しじゃあるまいな。

例大祭が閉会前に家路を急ぐ。やたら買い込んだ。おそらく今までの例大祭で一番金使った。働いていてまあよかったなと思えてくる瞬間だ。両手にごたごたと荷物を抱えて電車に座れば、女性が隣に座ってきたのにキモがられて席を移動させられた。ああ、普段はそんなことないのに、やっぱ紙袋とかキモいッスもんね。それと一人でとぼとぼ駅のホームとか歩いているときなんか無性に悲しくなるんですよね。

以下今回の例大祭参加で思ったこと。
・ガキ大杉
・とあるサークルさんが、とある壁サークルさんにペコペコして自身の同人誌を渡していた。あれを見たとき「絵が描けないただの買い専*10なんかより、絵が自分より描ける方と付き合うほうが嬉しいんだろうな。本当に仲良くになりたいのはただ自分の同人誌を買ってくれるただの人ではなく、自分より絵がうまい人と仲良くなりたいのであって、下手な絵描きとは本音では仲良くはなりたくない、もしくはそれほど肩入れするほどでもないと思っているんだろうなあ」と私は思った。
・対して買うだけのほうも、ただズケズケ買うだけでなくて、少しはサークルさんと話したりしたらどうなんだろうかと思う。余計なお世話かもしれないけど、同人誌即売会はただの書店みたいに欲しいものを金出してそれでおしまいじゃもったいないと思う。なんだか最近の子は買ったりすることに非常にドライ。「新刊一部下さい」で買って終わり。なんか「頑張ってください」とか声かけてあげればいいと思うのだが・・・そうやってサークルさんとヨタ話とかしてる子が全くいないことに驚いた。サークルさんと話しているのはなんかお仲間とか、もうちょっと年いったコミュ慣れしてそうな人。岡田斗司夫氏*11が「今のオタクと呼ばれる人はただ単にコレクションするだけで、自分からその趣味について学んだり、自ら新しいものを作り出したり、同志と切磋琢磨してこの趣味を盛り上げていこうという気概が感じられず、ただ消費物を買うだけで自己完結してしまう。昔のオタクはこんなことなかったのに、今のオタクは与えられたものを買うだけであり、ただの消費者でありオタクとは言えない」。というニュアンスで今時のオタクを批判していたが、まさしく今のオタクは萌えて終わってしまう消費豚に成り下がっているのだろうかと残念である。ファン同士で東方について語らいなど今時不要というのであれば私の言動は聊か古臭い時代遅れだというならば、これ以上は求めたりしないけど。
・今回は艦隊これくしょんとまどマギ *12と合同開催だった。・・・でもあんまそんな感じしなかった。ほんとに合同開催してた？と思えるほど東方だらけ一色だった。
・献血のポスターとか欲しかったけど、絶対に私がやったら貧血で倒れて本末転倒。ギャグじゃないんだから、あんな過酷な環境(コミケほどでないにしろ)よく献血なんてできるよな。私は少食だけど、例大祭当日とかは無理して朝っぱらから600カロリーの食い物食って、胃薬飲んで、途中の駅でクソして、向精神薬飲んで出向くというのに。ていうか、向精神薬飲んでるやつが献血できるわけねー。ﾊﾞｶｼﾞｬﾈｰﾉ
・エロと健全の配置があやふやだった気がする。別にいいけど。
・親子でコスプレ！？母親が魔理沙で身長から察するに幼稚園くらいの子だよ。その子が霊夢のコスプレ・・・。なんていうか・・・その・・・あの・・・私から言わせれば子供を自己顕示欲の道具に使っているようで胸が痛くなります。キラキラネームつける親は批判しないけど、これはそれとは、なんか違う気がする。
・「なんでこいつら東方好きなんだ」といろいろ質問したくなるほど来場者が多い。コレいつ頃衰退すんの？私は最近の東方作品もキャラも知りません、マジで。ていうか興味ない。私はいつまでも初期の東方が好き。
・知り合いのサークルさんから今回何回目の例大祭なのかを教えてもらった。ただ適当に参加していた自分が本当のところほほえましい。
・とある出来事でついにどうでもよくなった。やっぱりファンよりも違うものを優先していたか。好きでしたんですがね・・・。ごめんなさいね、こんな変な文章に加えてしまって。でもあなたの作品は今でも好きですしこれからも嫌いにはなりません。人は人、私は私。私は人を批判できるほど優秀ではないし。私は何が正しくて何が間違いなのか全くわからない。何故なら正しいことも違っていることも常日頃起こり得ているからだ。また、善悪を語るのであればこれほど利己的なものはない。善悪とは自身の都合のよい生き方を述べているに過ぎず、他者を省みないからだ。