寄らば大樹の・・・どこか2

その日その日感じたことを書いていくみたいな。たまに変なこと書くときもあると思いますが馬鹿だなと思ってスルーして下さい。

「社会人としてこうやって人と接しよう」と思っていること

題名の通り、その何なのかをちょっと話したいと思います。自分というものを紹介するようなものとして受け止めて頂きたい。

「すみません」というのではなく「ありがとう」という

相手に何か物を取ってもらったり、席をすすめてもらったときに「すみません」と言う場合があるが、止めたほうがよい。「何謝っているんだ?」と思うからである。日本人特有の奥ゆかしさが「すみません」なのだろうが、この場合は素直に感謝の意味合いを込めて「ありがとう!」と言葉にしたほうがいいはずである。「すみません」では相手が恐縮してしまったり、善意に気を遣わせてしまうような感情を与えてしまうもの。素直に感謝したいなら謝るようなニュアンスではなく「ありがとう」といいたい。

「いいえ」という意味で「はい・・・」と言わない

素直に「いいえ」ということに抵抗があるのは察するものかもしれない。口では「はい」と答えても本当は「いいえ」であることを表情を曇らせたり、声のトーンを低くすることで伝える場合だ。しかし、そんな表情や声のトーンで本心を伝えるのは話が混乱する可能性があるから危険であると。特に、ビジネスにいたっては「はい」と言ってしまえば、言葉通り承知したと受け取られるのである。断るときは、多少言いづらくても「いいえ」と言いたいものだ。自分の思いをしっかりと相手に伝える。それで相手が嫌悪してきたら、その相手に嫌悪すればよいわけで、己が悪いわけではない。

遠まわしに言わず、直接言う

言いたいことがあっても、直接そのことを伝えず、遠まわしや婉曲に伝えることが多い。しかし、何についていっているのか的を得ていわないと伝わらないことのほうを先に考える。「Get to the point」というように要点をはっきりいって、理由や言い訳など前置きが長い、このような順序で話すと何をいいたいのか伝わらないことは自明の理というほかない。これは悪い評価になる。意思疎通を円滑に行えば仕事にもメリハリが出て、作業が効率化するだろう。

積極的に話す

「沈黙は金」という言葉よりも、雄弁が優る。話さなければ理解してもらえず、打ち解けることはできないだろう。ペラペラ話す人はおしゃべりと思われ、敬遠される傾向があるのは確かだ。しかし、自己アピールできる人として好まれる点は捨て置けない。会議の場では相手に話をふってもらうのを待つのではなく、自分から積極的に話すこと。ただ黙って待っては意見がないと思われ悪い評価となる。

相手の目を見て話す

人と話す際に相手の目をじっと見たり、また見つめられたりすると、話しながら違うところを見たり目をそらしたりする傾向には疑問。相手の目を見ずに話すことは失礼であり、誠実に話していないと受け取られる可能性がある。これは実に損な行為だと。相手に対して真剣に話をしていることを示すためにも、相手の目を見て話すことは大切なはずである。

自分の意見を述べる

自分の意見を述べることは大切である。それを行わないことは能力がないと受け取られてしまう可能性がある。いくら頭の中にすばらしいアイデアがあっても、それをいわなければ、ないことと同じになってしまう。自分の意見を述べると、周りとの協調性が保てなかったりするという心配があるが、気にすることない。むしろ、目立ったり、他の人と違う意見をいうことをすすめたい。周りの意見と同調するために、「自分も同じ意見です」ということが好まれる場合もあるが、このセリフ、実は能力がないか、やる気がないと受け止められることを心配するべきである。「出る杭は打たれる」ではなく、能力が高いと周りも評価してほしいものである。

論理的に話す

なんとなく、雰囲気や感情で話すのではなく、論理的な根拠をもって話さないと納得してもらえないだろう。ムードや感情で決めるということには意味がなく、なぜそうなるのか、根拠や理由を述べられることは必要である。論理的に話を進めたり、理屈を言うと、「頭がかたい」とか、「屁理屈をいう」などと揶揄される傾向も、理屈で説明できないと納得できないという至極当然な感想を持つものである。そこで、論理的に話ができるように普段から訓練しておきたいものである。

初対面でもスマイルする

初対面の人にもにっこり笑いかけたほうが相手の印象もよくなり、話もスムーズに進むのは商談相手や仕事関係者であれば大きなプラスアルファである。にやけるのではなく、にっこりである。

相手の歳を聞かない

相手の歳を気にしたりしてそれを聞くことは好ましくない。これは、年齢よりも、経験や能力などを重視し、年齢は聞いてもあまり意味がないとするからだ。それに、「先輩、後輩」や年功序列などの年齢による差別や格付けは能力を判断するうえで阻害される事柄である。お互いの年齢よりも経験などについて話すほうがよいだろう。

仕事とプライベートをわける

日本人というのは、仕事を円滑に進めるために、仕事の後、一緒にお酒を飲んだりすることで親睦をはかろうとするが、元来私は個人主義のため、仕事は仕事、プライベートはプライベートと分けてつきあいたいと考えるわけである。仕事の後、「一杯やりませんか?」は仲良くするつもりで誘っても、迷惑に思われる。特に家庭がある場合では、家族を大切にし、社会もそれを後押ししなければならないと感じるわけである。仕事が終わったら、話を手短に切り上げ、早く家に帰るようにしてもらいたいと。

レディー・ファーストと男女平等

日本では、車に乗るときや、玄関やドアから出入りする際に女性が最後になることが多いが、私は扉を開けて女性を先に通すことを一般的としている。また、レディー・ファーストとは矛盾するようであるが、仕事の面においては男女が平等でなくてはならない。女性だからといってお茶入れやコピーとりをさせたり、重要な仕事をさせない、といった仕事上の差別があってはならない。あくまで男性社員と同等に扱うことが肝心ではないか。

日本の文化・伝統芸能に詳しくなる

特に外国人ビジネスマンと話すに至っては、興味を持ってもらえる話題というのは日本の文化や伝統芸能などに関することである。日本に来るような外国人ビジネスマンは、もともと日本文化に興味があることが多いので、それについて教えてもらったり、話したりすることを好むだろう。しかし、日本人だからといって、そんなことに詳しいかといえば、そうではなく、質問されても意外に知らないことのほうが多い。日頃から、日本の風習や行事、伝統芸能などに関する知識をつけておくと、外国人ビジネスマンと話すときに話題に困らず、会話が盛り上がることは私自身が身を持って体感した。自国の文化に対する深い理解と洞察力を抜きにした「国際化」はあり得ない。国際化が進めば進むほどそれは重要になっていく。

宗教や政治、歴史(戦争)の話はしない

一緒に食事などして、宗教、政治、戦争にまつわる話題はときとして険悪なムードになる場合がある。なぜかというと、宗教や政治などは、お互いの信念や主義主張があるため、意見が合わないと、対立する恐れがあるためである。価値観が違うからこれ以上話しても仕方がないと、単純に考えておく必要がある。このことに関していえば、もし口に出すものならば、あまりにも軽率過ぎであるが故、社会人に向いていないと断言するほどの考えとしている。

以上が私なりのコミュニケーションマナーとしている。賛同してほしいものでもないにしろ、これらの行いで今、私の社会人として立場に問題が起きていないとするならば、「それ」は正しいのではと密かに自信をもって皆に勧めたくなる次第ではある。

それでもビジネスマナーとかは、けだるくて嫌いですけどね。