寄らば大樹の・・・どこか2

その日その日感じたことを書いていくみたいな。たまに変なこと書くときもあると思いますが馬鹿だなと思ってスルーして下さい。

覚醒剤騒ぎ、人を傷つけた事件について

覚醒剤でクソウルセー(自分はそう感じてる)報道されている歌手の方。私はASKAさんの歌声が好きです。だから再逮捕されたとかでうるさく報道されるのが嫌いです。
今昔の栄光も色あせた今日に至るASKAさんを今までシカトしていたマスコミが覚醒剤と知ると猿のように騒ぎすのには噴飯モノ。マスコミは覚醒剤というインパクトに面白おかしくてもうたまらなく胸がワクワクしているのでしょうね。
さて、覚醒剤ごときであまりにも粘着しているのでこのような考えを紹介させていただく。

「俺はドラックに関しては、屁とも思っていない」
「史上もっとも多くの人間に凶悪なダメージを与えている酒とそれ以外の薬物の差は、単に合法か非合法化の違いだけ」
「資本主義下で人間をてなずけれるのに便利か不便か、その程度しかない」


この文章はフリーライター畠山直毅氏によるものである。

まさに私も覚醒剤を使うことに対してなんら罪悪感はあれども、それほど神経質になるものではないと思う。また、健康に害のあるタバコや酒と覚醒剤の違いは合法と非合法の違いだけに過ぎないと説いているのは、冷静かつ物事を捉えていて感情を差し引いている点において中立的な物言いである。そして、何より覚醒剤がいけないのは人間社会で人間をてなずけられないから悪なのである。これがタバコ酒と覚醒剤の違いだと言い放つのは悲観的でありながらも、悲しい人間の業を物語っている。
資本主義下で人間を手なずけられないから覚醒剤は悪である。
こんな考えを言ってしまえる畠山氏の頭の良さには心底驚く。それに比べてなんの根拠もなく「ダメ、絶対」などというポスターなんかガキの言葉遊びである。人間はなんてわがままなんだなと。社会の利害に合わなければ排斥であるならば、アメリカがインディアンを強制移住させることが正義などとする。人間が作るきまりなどに絶対はなく、いかに都合のいいものなのか。これに異議を唱えたければ法哲学の本でも読んでみたらどうなんだマスコミは。
名著↓



要はマスコミは他人の恥部で盛り上がるゲスいにちゃんねらーの地位まで落ちたことになる。祭をやる前にまず考察するのは、覚醒剤にまで手を出すほど追いつめられたASKAさんの崩壊を遂げた経緯である。孤独なんだよ。覚醒剤に負けない強い意志なんてある人とない人がいる。そんなはずはないというなら、なんで年間3万人近くの自殺者がいるんだ。マスコミは自分勝手な善悪を私みたいな視聴者に押し付けるな。価値観は人によって違う。だからまず感情から一歩引いて考えること。そんなことしねーよなマスコミは。インパクトがデカけりゃ下手な理屈に走るよりも感情的なほうが視聴者を釘づけられると考えてるもんな。まさしくそれが下品。ぶん殴るぞこの野郎。

岩手、AKBの握手会のこの事件を知った時に言いようのない虚無感がおこった。アイドルを刃物で襲うことはなんにその目的があったのか私は考えられる限りのことを考えてみたのだが、やはりわからない。この本の助けも借りたのだが↓





ここで偉そうに言ってるけど、いちおういろいろ本とか読んでみて言ってることもあるのでそれをわかってくれればと著書をupしてますが・・・。容疑者については人権を阻害する気分になるので言及しませんが、何もわからないくせに適当なこと言っているネットには本当に腹が立ちます。
そしてAKBの関係者は何故この事件が起こったのかを深く考えてほしい。そして今後の握手会のやり方を根本から見直す…。ホント事後が起きてからやり方を変えるのは、なんで今までそうしなかったのだろうという思いが先走り…とても悔しい気持ちですがね。
それでも握手会はAKB発展の礎だったと思います。「金をたくさんかけて握手するんだろう」という不誠実な倫理観を抜きにしてもアイドルとファンが交流していることには変わらないので、こういう好きなものが目の前にあるというのはオタクの方に限らず趣味を持つ人間ならば胸をときめかせるものです。だから握手会は無くしてほしくないです。もちろん従来のやり方をちゃんと見直せよ。私はAKBの風俗的商売は嫌いでもAKB自体の歌は好きです。にわかファンの勝手な思いですのであしからず。
それと金沢でも子供に刃物を振りかざしたとかあったみたいですが…やはり人としての繋がりは本当に大切です。誰か一人でも気にかけてくれる人が、腹を割って話をできる人がいれば、どんなに社会に生活に不満があっても刃物を振りかざすことなんて、それはおきないと信じています。孤独なのがいけないのです。ASKAさんもAKBを切りつけたのも運動会で子供を刃物でかけ回すのもみんなみんな寂しいからおこることなのです。だから一寸の同情もしたくなりますよ。
私はね。