寄らば大樹の・・・どこか2

その日その日感じたことを書いていくみたいな。たまに変なこと書くときもあると思いますが馬鹿だなと思ってスルーして下さい。

過去の失敗を受け止めてしまうか、もう一度応援してあげるか

失敗してもそれで見切りをつけないで、もう一度応援してあげようという優しさ、というか、見切りをつけるほどの正確な判断能力に自信がないから、また騙されてもいいから応援してあげたくなる。そういえば漫画、花の慶次に慶次が語るこんなセリフがある。
「疑って安全を保つより信じて裏切られた方が良い」
オルフェ―ヴルの疑いは今回の宝塚記念にはついて回っただろう。なにせあれだけの馬にスポーツ各紙がオルフェに▲だのはたまた無印だのがあったくらいだから、よほど前走春の天皇賞の大敗のイメージが大きかったのだろう。しかし、私なんかは阪神大賞典であれだけの無茶すぎるレースを失格扱いするくらいまで馬を追い詰めて、能力審査という精神的な苦行をさせて、あれだけの不利を受けながら2着なのだから、今回真面目に走れば圧勝だろうと、馬の精神、肉体を破壊させるほどの経過を考慮せずに新聞は◎つけといて、いざ大敗すると手のひら返しですか・・・そうですか。
まぁ、それも予想する上の考えなのかもしれないけど、そのドライな捉え方は世の常の三冠馬という評価とは思えなかった。あれだけの大敗をしてるからには、もうオルフェには低迷してもらったほうが、消えてもらったほうが配当がよくなるから都合がいい。だから、取ってつけたような7割のデキというのが格好の自信となりオルフェの評価を下げる。そこまで勘定してドライにお金を儲けようとは私はあまり好きになれないと感じたのは、天皇賞で褒めて宝塚で貶すという根性が嫌だったからだろう。
私は宝塚の予想はロロさんのラジオで読んで頂いた通りの買い方でした。JRAと存在に、競馬という魅力にお金を賭けるほどのことではない行為と感じたからには、見て過ごすことにしようかと。だが、予想を伝えておいて自分では買わないのは卑怯であるからロロさんのラジオ通りに「1、2、10、11」のワイドボックスを買った。何でこんな買い方かというとワイド3通りを当てるという買い方だから。ワイド2通りまで当てるというのならば問答無用、オルフェを軸にした。
1、2、10、11のワイド6点各5000円の計30000円⇒ワイド2-11的中配当990円の計49500円払戻
オルフェーヴルが勝つとしながらもこんな買い方だったのが悔やまれる。偉そうなこと言って、私も一抹の不安はあったということだ。それがないのならば、11の単勝を1万でも買ってやればと・・・。応援するという気持ちに金額の多少は関係ないか。
信じて裏切られたほうがよいとしながらも、オルフェーヴルを買った人は池添騎手の涙には感動しただろう。どうせ、騎手が悪くないのにバカだのクズだの言われていたのだろう。間違いを過ちを非難されることはプロとしても仕方がない。だが、そんなのわかっていてこれから努力しようとしている人にバカだのクズだのいう人間は私ぶん殴りたくなります。そんなんだったかもしれないから池添騎手は泣いたんだろう。
「本当にきつくて本当によかったなと思います」※池添騎手のインタビューから
オルフェ―ヴルが一着で入線した時、わたしは「どーだ、三冠馬が終わるわけないだろ。誰だよ、オルフェはないと言い切れたやつは・・・」とオルフェを低評価していた方には申し訳ないが、ざまあみろと感じた。そして池添騎手のインタビューを聞いたのならば・・・オルフェ―ヴルに、新聞で厚い印を打てなかった記者や疑って安全を保とう、配当を頂こうとしたファンは今年の宝塚記念馬にこういってもらいたい。私もいった。
「ごめんなさい」
とだけでもいっておくべきなのではないでしょうか。。。