寄らば大樹の・・・どこか2

その日その日感じたことを書いていくみたいな。たまに変なこと書くときもあると思いますが馬鹿だなと思ってスルーして下さい。

1.5倍が掲示板もなかったんですか・・・そ、うっ、ですか・・・

私のブログでは基本、馬券を買わないとしたらば前日の競馬予想はしない。私は馬券買うとき、「これは当てられるかも?」と決めたときにしかブログをつけず。だったら買わないにしても、予想だけでもブログの穴埋めに書けばいいのに・・・またスカスカブログになる・・・。買わないのに予想してそれが当たると悔しいじゃん。それと、安易に馬券は買わない。「遊んでみるか」という気持ちよりは「トリガミになってでも当てる」という気持ちになるまでは重賞は馬券買わない。要するに当たりそうなレースならば予想して買い、ちょっとでも疑問が生じれば見とするそういうスタンスを取っています(ダービー有馬ジャパンカップは別)。
今回のフェブラリーステークスは見でした。理由はトランセンドにある。何もトランセンドに不安があるのではなく、むしろ逆。トランセンドが確実に馬券になると、買うこっちとしては配当的に魅力でないからだ。別に予想が難しいわけではない。トランセンドシルクフォーチュンダノンカモンのワイド2点で確実に取れるだろうとしてた。トランセンドワンダーアキュートの馬券はおそらく生涯で買わない、と思う・・・。単勝10倍台の馬の3着を期待するからワイド。トランセンドが頭としても、シルクフォーチュンは2着は無理でも3着で安全圏が確立するから馬連でなくワイド。そう金曜日までは思っていた。
だけどそうブログで予想しなかったのは、先に言ったように配当に魅力がないからだ。3.5〜4倍の馬券では5000円買って当たれば二万円。「うーん、5000円を二通り買って一万。当たっても純利益1万。それに食費、交通費を当てるとうーん(笑)」。だったらもっと買えばとなるけど、やはり1.5倍の馬を軸にするワイドにピンとこなかったから結局フェブラリーステークスは見とした。予想が難しいからやめるのと自分の予想に配当が魅力的でないとアッサリやめる。今年買ったクイーンCの馬券も運よく当たっただけで、自分の予想の力ではない。ラッキーに前回当てたこの流れでは今日は仏滅。そこまでして買いたいレースでもなかった。
結果はどうであう。単勝一倍台の馬がジーワンで掲示板に挙がらなかったのは記憶をたどっても見ても思いつかない。画面で岩田騎手のガッツポーズを見た後にふと「寒い思いをしてまで買いに行かなくてよかった」と実はほくそえんでた。だけどあのトランセンドが負けた事実は衝撃だったのに。レースの直線ではトランセンドが根性で伸びず、前崩れで後ろから二頭に差し切られた光景はどうもピンとこなかった。だから「買いに行かなくてよかった」というそれ以外に言うことあるだろうという、第一印象が出てしまったのだろう。そのあと、なぜ負けたんだろう? と考えた。
エスポワールシチーは馬券に絡まないと思った。老化現象を起こして往年のスピードで押し切るようなレースができなくなると、ジースリーでは馬券になっても直線長い府中ではタレてきてしまうと。思えばオーロマイスターに負けたことが転機だったと。フリオーソに負けてからは急激に老け込んだと思っていた。帝王賞スマートファルコンに1.8秒差で負けたことに立て直しとかではなく枯れてしまったと事後的ながらも確信してしまった(だが、JCDで3着だったのは驚いたが・・・)。武豊が乗ってもだれが乗ってもどうしようもなかったと・・・、馬券を買っていた方には申し訳ない言い方ですが。
シルクフォーチュンはあの鬼足が予想では惹かれる。特にBSN賞の3着にはブロードアピールではないかと思うくらい衝撃だった。その脚も1600では距離は長いという不安材料は南部杯の3着で私は払拭した。武蔵野Sルメールが乗ったから、藤岡弟はこの馬の乗り方を熟知してると。今回のフェブラリーはペースが速くなるだろう。頭はないが先行して前がバタバタになったところを差し切る。
ダノンカモンは前走は福永騎手の馬込みを捌けず、それで馬が集中力を切らしたから負けたのだと思った。体調悪かったとかではなく。それでもゴール前は伸びてきてる。前が壁にならずスムーズな競馬を期待するならば、フェブラリーはペースが速くなり前はばらけるから、東京実績が高いこの馬はここが再度のチャンスに3着は来るかも。
テスタマッタは気性難と大外枠が気になった。騎手はよいが、武蔵野Sの負け方がよくない。ベリー騎手は下手に乗ってないのに伸びてこない。前走の3着は評価するも、それまでのレースぶりが淡泊に映った。実績はあり、東京1600で変わり身を見せるかと考えたらそれは違うと。そう思ったことに反省・・・。
ワンダーアキュートは実績は十分。レースぶりも強い印象があり、中距離をこなせるスタミナが魅力。切れで直線勝負する馬もいれば先行して勝負所で抜け出す馬もいるだろう。そして前で残るのがこの馬だと思った。
以下簡素にぐだぐだ。グランプリボスには芝を走った馬を試しにここで使うのはよくない。せめて前走ダートのレースを使って適性を認識してほしい。それなのに出走するのはバクチというか何も考えてないんじゃないかと。ヤマニンキングリー東京大賞典よりも平安Sを使って欲しかった。単勝100倍の馬は実力不足なのは明白。セイクリムズンは去年あの負けは距離の壁を突き付けられた。ワンモアチャンスよりも不安は払拭しない。トウショウカズンは重賞で結果を出してから。
さて、本題のトランセンドだが、藤田騎手の敗因を聞くしか・・・特になぜ負けたかわからない。ダイワスカーレットみたいな馬で逃げて他の馬がつつくにしてもそれを跳ね除ける根性で前にいながら差し馬と同じ上りを駆り出す。その強さは負けたとはいえ去年のJBCクラシックが鮮烈に記憶されるところ。では今回のレースぶり。実況ではトランセンド好スタートといってるが、その後藤田騎手が手綱をしごいている。トランセンド、テンのダッシュがよくない。これで当初逃げるだろうとしたトランセンドが先行する。しかし、逃げに拘らなくても直線は伸びてくる。そんな馬だと思いつつ、折り合いがついて直線ではいいポディションで回ってくる。不利も受けずに。そこから藤田騎手持ったまま追い出しのタイミングを計り、残り400mで仕掛けるも伸びず200mでは完全に脚があがってた。これが分からない。ペースが速くて前潰れか、やっぱりスタート行き脚が悪かったからか。それでも7着は気力がない全くの別馬に見えた。テスタマッタシルクフォーチュンの脚色の良さからみると自分のペースに持ち込めずもろさが出た。逃げた馬にトランセンドが巻き添えを喰らった?
競馬って価値観が形成されると、それに疑問を持つことがなくなるよね。1.5倍はそういった「何かの疑問」を排除していた。私はトランセンドのダートの走りを見れば、「たしかに強い、よほどのことで3着」だという価値観ができてた。3着ならば「ああ、衰えてきてるな」として次回から注意する。7着はいかんでしょ、ここは。最近の競馬では大きな出来事だと。
なんか真面目に考えてみたけど、どう文で表現していいか持て余しているかのような内容。逃げ馬って直線入ってから他の馬に並ばれるともろい馬もいるけど、トランセンドだけは違う。そんな風に考えていた私はトランセンド馬券買っていないのに白々しくも語ってしまった。