寄らば大樹の・・・どこか2

その日その日感じたことを書いていくみたいな。たまに変なこと書くときもあると思いますが馬鹿だなと思ってスルーして下さい。

有馬記念についてと予想

「ダービーでファンが集いし、有馬で大衆が興じる」
なにドヤ顔的に言い出すのでしょうか。日本ダービーは競馬ファンには待ち遠しくとも普段競馬に関心がない人たちには、競馬ファンとそうでない人との壁みたいなのを感じたりした。私は今も昔もダービーがなによりもかえがたい至高のレースだとしている。なのにダービーで東スポは盛り上がれども、世間の反応は「ダービーとは競馬ファンが楽しむのであって我々興味ない人にはピンとこない」。これはまこと勝手な私の偏見かもしれないが、まだまだダービーとはメルボルンカップグランドナショナルの域に達してはいないのかと(お国柄が違うでしょっ!正直比べるなよです)、競馬ファンの枠内でしか盛り上がらないレースなんだなと。競馬を知らない人たちにダービーの熱気の輪の中に引きこむにはとりあえず、競馬を分かってそれから興味を持たせておかないとダメなのか。私はそんな勧誘みたいなのはやりたくないんだが・・・。
しかし有馬記念は競馬ファンだけの特別なレースとはせず、大衆を取り込める余地のあるたぐいまれなレースだと思う。この時期になると普段競馬なんてしない人が「有馬記念を買ってみよう」となんていいだすんだから。他のレースは買わなくても有馬記念は買う。そういう人を私はそれなりに多く見てきたし、うちの職場でもそれは実在する。なぜ有馬記念だけは買うのかというと、暮れという時期的なものと有馬記念というネームバリューだろう。今年最後だからなにか景気よく当てたい。それはやっぱお金ですね〜。今年最後の運気を占ってみようというノリは年末ジャンボ宝くじに通じるものがある。有馬の時ぐらい賭け事してみても面白い。気持ちよく予想を当てて来年を迎えたい。年の瀬迫がり、なんだか忙しいながらも来年へかける意気込みみたいなのが有馬記念という馬券をふと思い出すのだろう。それと有馬記念というレース名。競馬に興味ない人がフェブラリーSを知っていなくても有馬記念という名は知っている理由は一大イベントなんだよなあと感慨深くなるものです。そんなお祭り的な雰囲気に参加してみたくなるとなれば普段競馬しない人が有馬馬券を買うのは納得するものです(だったらダービーだってお祭りだろとなるんですが、それは置いといて)。その点においては有馬記念は競馬と大衆が結びつくといっていいかもしれない。競馬ファンだけの競馬レースから脱却して人々から幅広い認知を受けた有馬記念中央競馬の総決算に素人ながらもふと足を突っ込んでみたくなるのも私は大歓迎だ。スポーツ、興業の趨勢を決するのはいかにして大衆を取り込むかだと考える。有馬記念はその下地ができているから、これをJRAはフルに活用していくことを望むというものだろう。冬の風物詩がこれからも大衆の目から見て印象深く心に宿すものであり続けることを願いつつ。
「今年の有馬記念マジハンパヤベー」
「だってそうじゃね?」
そんな厨房みたいなノリで毎年楽しみなレースです。そしてハンパヤベーと負けるので負け癖がついているレースでもあります(笑)。去年はドリジャとブエナの3連単ハズレテモ、トゥザを買ってたワイドに救われた。要するに去年も本線はハズシテイル。予想は机にかいてある落書き程度に参考になれば幸いかと存じまする。ホント当たんねーから。自己満足でやってるから。あたれあたれあたれ。
以下有馬予想↓
オルフェ―ヴル
もはや競馬ファンの間にて語り継ぐべき歴史的な名馬。ジャパンカップの権威を欲せず、有馬に向かわせて印象深い最後のジーワンレースに力を示そうという陣営。それは安全な道だろう。3歳馬がジャパンカップにでて有馬にでるのは体調面からもいただけないものだと。状態は万全だな。あとは古馬との対決と中山の舞台が大きな要素となる。古馬と言えばやっぱブエナビスタがやはり相手になるだろ。うーん、直線では名勝負の予感。有馬記念のトリッキーさもむしろやや外枠からの方が外へ持ち出しスムーズにレースが運べればごちゃつかずいい枠ではないだろうか。今年の三冠馬をあえて軸から外す競馬ファンは穴党でもちょっと想像できないな。
ブエナビスタ
ラストランだから。普通に強すぎる牝馬を予想に加えないことはないでしょう。これまでもなんだかんだで力を見せつけていた。最後だからと期待するにも中山のコースが向いていない気もするが。最内枠で内が空かない危うさと直線が短い舞台でブエナのエンジンの掛は間に合うか。去年は高い能力が健在だから2着に来たとしている。能力に衰えが見られてる感も、東京の舞台だからそれが誤魔化せたし、今度は能力の衰えというものが中山のこのラストランで露呈してしまうのでは。杞憂に終わって欲しいと思ってるけど・・・。
トーセンジョーダン
天皇賞秋、ジャパンカップを連対した能力は本物でも、ここにきて疲労なんかが心配。調教もいまいちと感じるしこの寒い時期爪の心配もある。トレーナーの腕次第でなんとかなっているだろうか。有馬は体調に余力を残した馬が買いとすれば、それなのにジャパンカップを使わず天皇賞秋から有馬ならば即買いだったのにうーん。これだけはいっても仕方がない。先行して抜け出す脚質はこの有馬では魅力的で安定的な構えだが。
アーネストリー
あの天皇賞秋はなかったことなのね。大外枠でハイペースに揉まれたのを言い訳にしても案外だった。それでも次走有馬に照準を合わせたのはよかったし、前で押し切る様は今年の宝塚記念を見てももう一度それを期待してしまう。それなのにまた外目の枠かよ・・・。中距離で逃げ馬というイメージがして距離は合ってるのかいささか疑問だが、アルゼンチン共和国杯で2着してるから別にいいか。ああ、でも去年のトーセンジョーダンを思い浮かべてしまう。根拠がないけど。
ヴィクトワールピサ
ドバイWCからのその後の歩みには私の思い描いていたのと隔たりがあった。だからジャパンカップでその栄光に陰りを見せさせないためにもう一度大仕事をしてほしい。なんだかんだで中山巧者。枠にも恵まれてデムーロ。もう一度・・・。
その他エイシン、ローズ、トゥザ、4才馬勢の秋の走りはちょっと期待外れだ。ルーラー何してたんじゃい(笑)。ここでどの馬か一頭は3着以内に割りこめるか。頭は考えられないな。もう一頭の4歳馬ヒルノダムールはむしろジャパンカップを使ってここに臨んだ方が日本でのレース感覚とかたたき台として臨んだ方がよかったのでは? レッドデイヴィスは酷な言い方かもしれないが、武豊が・・・。なんだか寂しいんだけど。
買い方は、またワイドです、ね。ワイドの錬金術師と呼ばれたい。配当?
ワイド 9-2 厚く本線
馬単  9=1 なんだかんだの固い馬券
ワイド 9-3、5、11、14 遊びで外枠くそくらえっ!
固い。だからオルフェとブエナの乾いた師走の冷たい空気を切り裂くようなそんなレースが見たい。3着にまたしても穴馬がという展開も捨てがたいが。予想の前の前置き文章でダレるのはうすうす気が付いている。当日は・・・中山か・・・中山行くか・・・。