寄らば大樹の・・・どこか2

その日その日感じたことを書いていくみたいな。たまに変なこと書くときもあると思いますが馬鹿だなと思ってスルーして下さい。

ま〜た始まった〜ぁ

仕事から帰ってきたら1と4と6と8と10(アナログ)ちゃんで相撲の八百長疑惑記者会見。週間実話とかに出てきそうな星の貸し借りとか、相撲が八百長なんて既成事実じゃないの? いまさら何いってんだ(笑)。証拠が出てきたから騒がなきゃならんとか、警察もあんまいじってんじゃねーよ。
しかしまぁ、あんだけイメージ悪くなった相撲でも先場所は名物扇子親父に代表されるように不祥事してもなんだかんだで「そんなの水に流そう」と応援してくれるファンがいるのに相撲協会は申し訳ないと思わないのだろうか。ファンが応援してくれてもすぐ裏切る相撲協会に私なんか相撲は冷めてみてますが・・・。
今回のこれとは関係ないが、私は琴光喜関をクビにしたことがいまだに許せない。あれだけ賭博やってた力士らが降格や出場停止の措置であるのに対し、大関だからなのか一億もうんたらという理由でただ一人相撲を禁じられた。はっきりいって力士の地位や賭けた桁の大きさで処罰が左右されるなんておかしい。個人的なことだが、賭博という罪が成立する以上、単に掛け金が少なかったのであればこれから多く賭けていこうとした矢先に摘発されればこの程度ですんで深く賭博にのめり込まなくてよかったなというなんともイヤな運の良さに疑問を抱いてまう。賭博をした行為がある限り・・・無味乾燥な条文に則り定型的に罪が決まっていく過程のただ紙に書いてあるだけな法といっしょじゃないか。
たとえ大麻を0.1グラムというわずかな所持でも大麻取締法違反で捕まる。
免許で10キロのスピード違反一回したぐらいで免許は取り消しにならない。
賭博行為は大麻の例と一緒だ。これは私が学生の頃刑法やってたときに「人を一人殺して無期懲役、二人殺したら死刑という以前に人を殺したこと自体は一緒。殺した数で罪の重さが天秤にかけられることよりも殺した動機を徹底的に洗いだし、そこで罪を推し量れ」。そんなこと考えてた。
つまり琴光喜関は大関という重要な地位で掛け金も半端なかったが本人の反省する気持ちとこれまでの人柄を考えれば無期限の出場停止が妥当ではと私は思っていた。いつか復帰したときに琴光喜が好きな私はそんな相撲の能力を評価するのに全く関係ない賭博なんか思い出すのはバカな行為だからやめようと。
それなのに相撲を禁じられたのは、キリストじゃないが力士のすべての賭博の罪を背負って「死んだ」のだと思う。力士一人に罪を被せ、臭いモノに蓋。相撲協会のクソ判断に私から相撲は遠ざかったが。それでも稀勢の里の活躍からちょっと気にかけるようになってきたのだが・・・。
この八百長疑惑も琴光喜をクビにした相撲協会と思い出し、一瞬もうどうでもよくなった。「国技を潰す気か」。あの言葉にはマスコミが騒ぎ立てるからでなく相撲協会自らが潰してしまいかねない問題を解決していかなかったからいわば身から出た錆でないだろうか。八百長なんて暗黙の了解で競馬とかその他のスポーツなんかにもあると私以外からの人たちから見られてしまうのであれば大きな痛手だった。
ずっと昔に関口宏が報道番組でボードにマジックである言葉を書いて政治を憂いていた。あんま好きじゃないこの方でもすみません。今回はその言葉をちょっとお借りして相撲協会にいわせてもらいます。
「もう変わろうよ」