寄らば大樹の・・・どこか2

その日その日感じたことを書いていくみたいな。たまに変なこと書くときもあると思いますが馬鹿だなと思ってスルーして下さい。

今年のエリザベス女王杯について

!?
初めて日本で走ったメアジードーツトリプティクを見た人たちは何を思ったのか。
なんかどういったらいいのか月並みな感想になるのがくやしい。あの勝ち方は私のキャパを越えた。今年のエリザベス女王杯を見た方ならおわかりですが、私はこの競走馬を買おうとしませんでした、スノーフェアリーは。何故かは何故欧モンジュージャパンカップで負けたのか、ラクティがマイルCSで負けたのか、グッドババが安田記念で負けたのか、シーニックブラストがスプリンターズSで負けたのか(思いつくままただ並べただけ)を考えると血統においての日本の馬場適正や環境の変化に耐えられる精神力が日本のレースで好走する重要な部分と思っています。詳しく表現するのがめんどいのだが、もし、こ・れ・ら・を持ち合わせてないのなら、たとえば人が芝生の上を走るのと砂浜の上を走るのとではどちらが走りやすいか。そんなの芝生だろですが、外国馬が出走する日本のレースでは日本馬は芝を走ってるけど外国馬は砂浜を走ってるようなもんだと。だから芝を走っている日本馬にいかに強い外国馬でも負けるんだという無茶苦茶なことで説明を片づける私ガイル。
もちろん日本のレースで好走する外国馬はいる。そいつはとてつもなく強い馬だ。それは逆の立場で外国で好走する日本馬もそう。地理的に離れた国の大レースを他国の馬が勝つにはただ強いだけでは通用しない大きな壁があると思う。それはさっきいったように他国の馬場適正や環境変化だが、そうそう天は二物を与えてくれるような馬は圧倒的に少ないと思う。
さて、今回のエリザベス女王杯スノーフェアリーを無印にしたというかハナから予想に加える気が無かったのは、まともくどいが馬場適正や環境変化だ。英愛オークスを勝つ馬は凄いが珍しくないし、その馬たちより能力的に下と見ていた(ジャパンカップになるがユーザーフレンドリーでも3着はなかった)。そもそも欧州の深い芝でタイムのかかるレースで勝った馬が京都のような芝が軽く、上がり3ハロンで決められる脚があるのかいな。それと血統で走らないと判断したが、これは私の見る目が腐っていたからだごめんなさい、アホ。
そんな知ったか野郎のロジックのようなモノ(ほんと笑だよ)をコテンパにうち砕いてくれたあの馬は4コーナーからワープをするらしい(笑)。ムーア騎手の追い方が他の騎手と比べると明らかに浮いてる(笑)。笑うしかない。日本のレースでこんなに強い勝ち方する外国馬見たことなかった。私は大きな着差で勝てば高いレートを与える欧州オ○ニーハンディキャッパーと同じ思考なのでこんな勝ち方受けがいいに決まってる。
しかしまぁ、英愛オークスを勝つのは名牝であり、ブリーダーズカップフィリーアンドメアターフに出るのがデフォだろうに本気で日本のエリザベス女王杯に出てきてくれたのはありがたい。天秤に掛けたらエリ女の方が重かったんだ、英愛オークス馬は歴代の名牝と名を刻むのに(金が目的とかは笑)エリ女(略)を選んだことに向こうの反応はどうだったんだろう。私としてはエリ女の格を上げてくれた、しかも勝ったことで有効に利用できたと実は思っている。国際ジーワンレースといっときながら外国馬が来なくちゃ外国から見たら日本のレースなんてどうだっていいんだろうと感じている気がして寂しいし、もっと強そうな馬は来てくれ。そしたら日本のレースは強い馬が集う格あり権威ありのレースとなり実に誇らしい。今後はエリザベス女王杯が名牝といわれるようになった欧米の馬、ではその布石として出走してくるかもしれない。エリザベス女王杯などというたいそぶった名称と日本の名牝が天皇賞秋に出走して権威を失墜なんて考えなくてすむだろうし、もっと「お山の大将で強いとかいう、もっと周りを見て見ろ、そいつが見ることができないなら誰か来て見せてやれ」みたいな馬(スノーフェアリー)がどんどん日本のレースに来てボーナス奪ってもいい。いいレース見せろよ。
要するにスノーフェアリーが強いといいたいだけです。